新しい出版文化プロジェクト「本の島 vol.1」

本の島  vol.1

「本の島 vol.1」(本の島)¥1050

「本の島」とは、2009年に亡くなった編集者・津田新吾が構想していた、あたらしい出版文化のかたちです。

そのイントロダクションは以下の通りです。

「島と島とをつなぐようにして、星と星とをつなぐようにして、ゆたかに響きあう本の世界を夢見ること。文芸書や人文書の分野で、並外れた情熱と妥協のない審美眼をもって、人びとの記憶にのこる数々の本を世に送りつづけた編集者の故・津田新吾。かれの構想したインディペンデント・ブックレーベル、「本の島」。その夢を、書物の書き手、作り手、売り手、読み手がそれぞれの場所で創造的に受け継いでいきながら、あたらしい出版文化のありかたを模索する共同プロジェクトです。いざ、出航」

生前の彼を知る人、あるいは死後に「本の島」というイメージに共鳴した人たちにより、そのアイデアをヒントに出版文化の新しいありかたを模索する現在進行形の共同プロジェクト、それが「本の島」です。その本の島が雑誌を創刊しました。タイトルも「本の島」。

コンテンツは—-
「本の島」上陸に向けて。 本の島News Letter No.0  津田新吾
津田新吾に——Marseille(乃)喪(乃)籠り、……  吉増剛造
津田新吾 本を夢見る力  野崎 歓
言葉の護衛兵を本の島に送り込む(前)  堀江敏幸
フットボールの島々1 コルシカ島  陣野俊史
容疑者の夜行列車に乗車 短歌×多和田葉子『容疑者の夜行列車』  石川美南
何という生き方  鄭 暎惠
読むことの風  淺野卓夫
島々から神河内へ  西口 徹

波のような地紋の入った青無地にタイトルだけの表紙。雑誌ながら、表紙裏表紙ともに活版刷りで表紙にはチリ(本文より2〜3ミリ大きめにとった部分)もつけて、本の形をしています。

A5判74P

プロジェクトの活動についての詳細は「本の島 ISLANDS OF BOOKS」を
本の島 タイトル

そして、こちらのレビュー冊子もあわせてどうぞ。
本の島々

「本の島々」(本の島)¥200
 
 津田新吾が構想した出版のヴィジョン「本の島」に共感した8人がブックフェアのために選んだ、それぞれの10冊+αためのレビュー集。

寄稿者は
阿部日奈子(詩人)「譲らない人々」
桂川潤(装丁家)「希望の島々」
郷原佳以(フランス文学)「孤独とイマージュ」
越川芳明(評論家)「「ポエジーの島」めぐり」
管啓次郎(詩人)「元素の島」
樽本樹廣+山川真由子(「百年」店主)「primitive books」
蜂飼耳(詩人)「聴耳空耳島」
渡辺富士雄(「しまぶっく」店主)「空と大地のもうひとつの場所」

A5判8P