日別アーカイブ: 2012 年 3 月 21 日

girl! 02 特集:腐の視線を、たどる

giurl! vol.

girl! vol.2 特集:腐の視線を、たどる(ガール社)¥1050

「ガール社による不定期発行ガールズzine『girl!』は、実感をもって語られることの少なかった〈腐〉という文化をはじめ、女の子たちのおりなす様々な文化について特集する雑誌です。
すでに大きくふくらんでしまった、私たちをとりまく〈腐〉という文化、そのまっただなかにいるわたしたちだからこそ発信できる。
腐女子6人によるユニット・ガール社は、自分たちにしかできないことをやる、をモットーに、外側からの「なるほど!」と、内側からの「わかる!」を生み出すような誌面を目指していきます。」

vol.2のテーマは「腐の視線を、たどる」。
腐女子的な思考を、「カードキャプターさくら」の女性創作集団・CLAMPや、うえだ真由のBL小説を取り上げて探ったり、2011年の話題アニメ「うたのプリンスさまっ♪」「輪るピングドラム」「魔法少女まどか☆マギカ」を腐女子視点を通して紐解く。
また、腐女子たちの対談や、異装事件を取りあげるコラム、中国腐女子の個人史、レビュー、小説、マンガ等と、すでに完売したvol.1の内容を引き継ぎながら、内容はさらにボリュームアップ。

【目次】
二次創作にまつわる〈腐〉の視線
●百合萌え座談会 GL,BL,NL,それぞれのカタチ。
●あやゐかをり「腐女子の思考から見る女性向け二次創作の手法」
●ふどううりくすこ「オタク女子研究ー腐女子思想体系ー」再考
●えちこ「「うたの☆プリンスさまっ♪」から見る二次創作への意識」
●茶点「わたしの“同人女”史」
●ハルチ マンガ「考える腐女子」

いつでもどこでにでも在る視線
●三次元腐女子対談 異次元への壁は高くて厚い?
●ジャニオタインタビュー 謎の強敵ジャニオタ再考
●伊達こげ丸「CLAMP」×BL論
●船橋純「「変化」と「出会い」」
●ケタ 「テーブルの上の林檎ー佐倉杏子についてー」
●ナガノハル「君はすでに愛されたから運命を乗り越えてここにいる〜条件なき承認が輪る物語」
●かえで「ものがたりと萌えの同居、“木原音瀬”というジャンル」

●平成腐女子対談 平成式腐ィルター搭載乙女
●昭和腐女子インタビュー〈腐〉文化の返還ー昭和から平成へ
●田島ハル マンガ「同級生」
●遊木「とある女子大の閉鎖空間」
●干支きずな「女子と女子と男子と男子と」
●平山亜佐子「本朝異奘奇譚 またはヤマトナデジ娘☆七変化」
●甘いぞ甘えび 「NOR」
●りえ まんが「真面目くんと不真面目くん」

B5判126P

a.k.production BUGS!

BUGS!

a.k.production BUGS!(a.k.production)¥9975

東北の地で、かわいくコワいモンスターチャイルドのグッズを手作りしているa.k.productionの2012年作品、BUGS!
掌サイズのモンスターチャイルドの頭部。おだやかな寝顔の頭部は脳が露出してます。
BUGS!1はフルフェイス、BUGS!2は顔が欠けて片目になっています。
素材は、石粉粘土、樹脂粘土、塗装・アクリル。
透明ケース入りです。ケースの直径は約9センチ、高さ8センチ。
※手作りのため、一個一個、大きさ、色味、表情が異なります。

店頭のレジのショーケースの中にありますので、近くでご覧になりたい方は、店員にお申し付けください。

BUGS!

BUGS!

イザベル・ボワノ展(1) 作家紹介

イザベル ポートレード

3月に来日して、代官山のHARCOZAとTaco chéで展示をするアーティスト、イザベル・ボワノ〜タコシェのDMでぬいぐるみのクマちゃんの手をひいてパリを歩いている人物〜とその作品について、少しずつ紹介してゆきます。

イザベル・ボワノ(Isabelle Boinot)

76年生まれ。フランス西部の町ニオール出身、パリ在住のアーティスト。アングレームの美術大学を卒業後、イラスト、グラフィック、出版を中心に活動を開始。デッサンやコラージュ、刺繍、映像など多岐にわたる表現で、フランスはもとより、日本、スウェーデン、アメリカでも作品を発表。

グラフィックマガジン「Frédéric Magazine」の編集・発起人の一人としても、展覧会や出版を通してフランスのグラフィックシーンの第一線で活動。イタリアや日本旅行を記録した手帳を書籍化した「Prego」「すみません」、オリジナルレシピを自ら図解した料理本「私のおでかけレシピ」(Mes recettes à emporter)などが好評。新聞・雑誌に作品を提供する一方で、ジン活動も行う。

この4月には“わたしのレシピ”シリーズの第二弾「わたしのおやつレシピ」が発売の予定ですが、なんとフランスに先駆け、展示にあわせて日本で先行発売されます!

こちらが、わたしのおでかけレシピのサンプル

震災後に、日仏学院がフランスの作家やアーティストたちに呼びかけた「日本に寄せる80分のメッセージ」(1アーティスト約1分)のためにイザベルが製作したアニメ。

作家ホームページ http://i.boinot.free.fr/index.htm

イザベルの来日を記念して、そのインタビューとフランスのグラフジンについての記事を掲載したwebフリーペーパー「メランコフ6号」こちらからダウンロードして読めます!

メランコフ6