この不況ですっかり意気消沈したかのような東京、しかし、東京が面白くないのは、面白くない視点のせいかも? というわけでゼロ年代の最後に東京を再考。
内容は——-
編集部「なぜ、東京なのか」
鳥羽正樹「TOKYO論のあとに」
大場純子「rock with you」
山本星「東京らしさ、日本の伝統」
N村ドド子「東京シンプル・ミニマムライフ、あるいは箱庭的世界」
大塚千沙子「なもない私と墨田区と、東京スカイツリー」
東川端参丁目「ロードサイド小景–地上一二〇センチから見た東京」
鈴木某「東京駅十四番〜十九番ホーム」
橋本倫史「東京とクルージング」
天野貴洋「東京と郊外」
小嶋沙紀「東京ですれちがい通信」
特別インタビュー リリー・フランキー
「東京の事を考えると鬱になる」
聞き手=壹岐真也
『東京タワー』の担当編集者で前『en-taxi』編集長の壹岐真也氏を聞き手に、東京の事を考えなくても鬱になってしまうリリー・フランキーさんが特集テーマを語った一万字インタビュー。
A5判88P