日別アーカイブ: 2008 年 9 月 18 日

酒とつまみ 第11号「つまみ大研究」

酒とつまみ 第11号「つまみ大研究」 ¥400

 特集の「つまみ大研究」では、酩酊しながらのつまみに関する実験と研究が展開されています。「マドラーとストローに向いてるつまみはナンだ!?」では、ポッキーからじゃがりこ、アスパラガスと様々な細長い食品をマドラーがわりに使用して相性をみます。そしてストロー編ではうまい棒まで出てきて、はたして吸えるのでしょうか??
 また「つまみのショットグラスで白州を飲んでみた!」は、魚肉ソーセージやチーズをくりぬいたお手製グラスなどが登場。
「つまみを戻して食べてみた!」では、昆布やビーフジャーキー、バナナチップのような乾燥食品を敢えて水で戻して試食しています。
 人気連載「酔客万来」のゲストは安部譲二。
「おつまみ横町」の著者・瀬尾幸子のつまみ塾では、「塩が主役の簡単・極旨つまみ」と題して、肉でも魚でも野菜でも塩加減でおつまみに変身させてしまうお手軽レシピが。
「山手線一周ガード下酩酊マラソン」も走り続けて、今回は西日暮里から池袋のガード下で飲んでいます。
A5判80P

エクス・ポ 05

エクス・ポ 05  ¥1000

 サイズやページ数は変わらず、これまでにも増して文字数を増量! 何だかわからない臨界点に向かってますます熱くなっています!(本棚やお部屋の場所をとらないコンパクトなジンです)
—コンテンツは
【スペシャルフィーチャー】
大友良英×宇川直宏対談4万字!
黒沢清(『トウキョウソナタ』)インタビューBY佐々木敦
向井秀徳(ZAZEN BOYS)インタビューBY佐々木敦
【3コママンガ】
朝倉世界一
大塚英昭(壁耳)
小田島等(「岬にて」第2回)
田中六大
中山昌亮
本秀康
横山裕一
【連載】
古川日出男「異種格闘技連続対談フルカワヒデオプラス」第5回和合亮一(詩人)
豊崎由美×仲俣暁生×佐々木敦「プロフェッショナル読者論:舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』スペシャル!」
岡田利規「チェルフィッチュ岡田利規の超口語批評」
吉田アミ&雨宮まみ「アミ&まみのお悩み相談室」
松江哲明「あんにょん由美香」
栗原裕一郎「天然無添加論壇時評ロハス」
鈴木謙介「うろ覚えの”J”ポップ時評」
福永信「福永信の、この常設がすごい!」+「福永信の、この饒舌が すごい!」
冨田明宏「アニソン〈裏〉入門」
大谷能生「さよならの言い忘れ」
青山真治「3弦と4弦の間にバスタムを」
生西康典「中心の行方」
藤井仁子「また歌うために」
円城塔「後藤さんのこと」
萩田洋文「¥OUR VOICE」
冨永昌敬「シャーリー・テンプル・ジャポン・パート7」
西島大介「西島大介の裏マンガっち」
スズキロク「アンドハニー」
宇波拓&泉智也「サナギーマン」
A4判16P

けものみち文庫1 南陀楼綾繁「積んでは崩し」

けものみち文庫1 南陀楼綾繁「積んでは崩し」  ¥1050

 新刊・古書、一般書から雑誌やミニコミ類までを探し歩き、書評を書いたり編集を手がける南陀楼綾繁さんの99年から2004年までのブックレビューやコラムをまとめたもの。
 以前にも、ミニコミ出版やフリペを発行なし、ミニコミばかりを紹介した著作も持つ経験から、若人に自費出版を奨励しながら気がつけば、自身がずいぶんと現場から遠ざかったいたことに気づき、書籍化されない原稿をまとめて10年ぶりのミニコミ発刊に至ったそう。
 けものみちとは、本棚に収容しきない本を床に積み上げているうちに、いつしか床も本で占拠され、けものみち状態になった著者の住+仕事空間(表紙の写真参照)で、このけものみちから発掘された掲載誌やパソコンに残っていた原稿により本書は構成されています。雑誌や「書評のメルマガ」に書いたものが中心ですが、掲載にあたっての訂正・加筆はほとんどなく、初稿のままのざく盛り状態とはいえ、取りあげる本のヴァリエーションには自信あり! とのこと。
(それでも、地味な名著やいぶし銀仕事に積極的に目を向けたセレクションは一癖も二癖もあり、見落としていた本に気づかされます)
A5判88P