月別アーカイブ: 2008年8月

小明さん 半日店長イベント

2008年8月30日(土) 17時〜20時
 ニポポ楽園「怒濤の音楽力」CD発売記念
小明さん 半日店長@タコシェ


 スーパーマリオをモチーフにした「B-DASH!」で一躍話題になった一発屋トンガリキッズのニポポのCD+特典DVD。その内容から某レコード会社からの発売が禁止となりお蔵入りとなるところをインディーズ降格して発売の運びとなりました。
 フリーアイドル小明、伝説の漫談芸の殿方充らとのコラボも実現した、レアな作品の発売を記念して、小明さんが、このCDをはじめ関連グッズをタコシェにてお客様に直接販売してくれます!
 大盛況のうちに終了しました。どうもありがとうございました!

デウスエクスマキな食堂08夏号 「首都高B食バトル」

デウスエクスマキな食堂08夏号 「首都高B食バトル」 ¥1000

 路上観察を兼ねた食べ歩き、”路ケ飯”のレポートを夏冬ごとに発表しているデウスエクスマキな食堂シリーズ。
 かつては水の都であり、水運が街を発展させたといっても過言ではない東京。しかし運送手段が河から鉄道を経て車へと移行する東京五輪前夜、私有地ではない河や幹線道路の上に高速道路が敷設された。かつての水の路の上に架設された現在の陸の道を、ペーパードライバーの編者が自転車から見上げながら巡っては、途中途中でグルメした今回の特集。
 特に、メニューは絞っていませんが、おもに東東京を巡っているため結果的にもつがたくだん出てきます。
 廃墟、工場萌え、団地…と、21世紀になってから新名所が次々に開拓されていますが、高度経済成長の力強さを具現化した首都高、ジャンクションは、鋼鉄が美しい曲線を描いたり、幾何学模様が織りなされ、次々に繰り出される写真は圧巻です! これで高速道路に萌える人もきっといるはず!
B6判88P

早見純 挿絵本「伝説探偵団」

ラジオ関西・相馬和彦「伝説探偵団」¥1260

 ラジオ関西で2007年10月から2008年3月まで毎週金曜日に放送された、リスナーが寄せる都市伝説をラジオドラマ形式で再現した人気コーナーの書籍化です。
 消したはずのテレビに映る砂嵐と死者の名。カーナビに連れて行かれる口裂け女の出没スポット。死んでしまった友だちとの再会。三億円強盗の真犯人……。
 カバー、表紙、中扉は伊藤潤二のイラスト。本文中のイラストは早見純! 17の早見イラストが収録されています。(怖いお話なので、挿絵にはエロティックな要素は入っていませんが、早見マニアは要チェック!!)

週刊車窓 2008上半期

週刊車窓 2008上半期  ¥500

 どくしんしゃによるどくしんしゃのためのろくでもないざっし、略して「どくろく」を発送する武蔵野ヘルスセンターさんが毎週末に発行しているフリーペーパー「車窓」を半年分まとめたものが本になりました。
 通勤で利用する中央線の吉祥寺〜中野間の電車の窓から見える看板、建物、植物などなど、目にとまったものを、描写しながら雑感を綴ったものですが、都会の電車の中から感じる四季のうつろいや、そういえばあった電車の遅延や事故、なんとなく見覚えのあるローカルな広告や建物などが思い浮かびます。中央線に乗らない人でも、線路際の草木や、学校などへの注がれる筆者のまなざしに、都会のそこかしこに、誰のためともなく存在しているあれこれへのエールを感じたりもします。
 各号のページ裏には、その当時の心境なども、編集後記的に書かれていて、毎週のフリペを御覧になっている方にもまた違った味わいがあるかと。日常の小さな旅モノとしてもお楽しみいただけます。
A5判60P

山中学『不浄観』

山中学『不浄観』  オリジナルプリントつき¥25000 なし¥20000

 いわゆる浮浪者の中でも、世俗から離れたある種の仙人、隠遁者のような風貌の人たちを撮影した「阿羅漢」、やがて終焉を迎える老女の肉体そのものを写し撮った「羯諦』、恐ろしく澄んだ瞳をした“善財童子”の化身のような子供たちの姿をおさめた『童子』、産声をあげることのなかったいつかの間の命をレンズの奥にとどめた『無空 茫々然』……、生と死をあるがままに受け入れ写し撮った写真を撮り続ける山中学氏が92年に限定150部で作成した写真集『不浄観』の僅かな残部が入荷しました。
  息をひきとった後、朽ちはててゆく過程にある動物の死体。骨が見え、体も薄くなった死体が埴輪のように見えた、ということから、鳥、猪、鹿など19の動物の亡がらの存在が薄皮をはぐように希薄になってゆく姿を写真にとどめたものです。
 
 丸まって、毛皮や羽に包まれながら、自然にまかせて肉を朽ち落としてゆく動物たちの姿は、グロテスクというより、いたいけさ、愛おしさを感じさせます。
 510×365ミリの台紙に、255ミリ×305ミリの紙に印刷された写真がついたものが19葉。
 作家自身による序文、瀬木慎一の寄稿がついています。
たとうにおさめたうえで、段ボールの外箱がついています。
150部のうち1〜50部はオリジナルプリントとサインつきです。オリジナルプリントは19作のうちのどれか一つが入っています。