月別アーカイブ: 2008年8月

るり『妄想ルーム』

るり『妄想ルーム』 ¥2100
 中央線系ミュージシャン、シンガーソングライターのるりさんが6枚目のアルバムを出しました。

 妄想ルームのタイトルの通り、るりさんの過去や未来への様々な思いが歌われています。このアルバムの中に「オトギサーカス』という曲がありますが、これは、まさに進行中の、犬とマイカーをおともにした全国弾き語りツアーのテーマソングだそう。北は青森から南は鹿児島まで、8月から10月にかけて全国40ケ所以上を、るりさんが訪ねて歌います。
 会場でも、CDやグッズをお求めいただけますので、もしお近くにるりさんのライブがきたら、そのチャーミングなステージを覗いてみてくださいね。

音頭大百科

音頭大百科  ¥483

 日本の夏や祭りを盛り上げる“音頭”。その中から、河内温度や秋田温度のような古典的なものは敢えて除き、音頭と名のつく曲をジャケ写と解説つきで200枚、欄外の50枚とあわせて250の音頭を紹介。
 中にはコステロ音頭(エルビス・コステロ)のように勝手に邦題で音頭がつけられてしまった音頭といえないような曲も含まれているが、それもこれも含めて音頭という、音頭の懐深さを紹介しようというもの。
 意外な人が音頭を歌っていたり、音頭とはミスマッチなものが音頭にされていたり、いろいろな発見があります!
A4判12P

畸人研究25 「アール・ブリュット・宮間さん」

畸人研究25 「アール・ブリュット・宮間さん」 ¥630

 最近では、グルメ特集などを組み、本来の畸人色が薄らいでいた「畸人研究」ですが、久々に手応えのある畸人さんのレポートです!
  最近、アウトサイダー・アート、アール・ブリュットがますます注目を集めてますが、十数年にわたり、様々な街のクリエーターを調査して発表してきた畸人さんの中でも、畸人研究学会とのおつきあいが特に長い宮間さんが、なんとこのジャンルの総本山的なスイスのローザンヌのアール・ブリュット・コレクションからお呼ばれしてしまったのだから、もうたいへん!
 横浜寿町で、廃品やいただきものを利用したデコラティヴなかぶりものを身につけて、自転車で街を軽快に走り路上パフォーマンスをする宮間さんは、これまでも時々、”奇人枠”での取材を受けることはあったものの、都築響一氏の取材や紹介もあって、老いてますます創作に燃える老人を特集した「快走老人」展に招聘され、アート界に遅まきながらデビュー。
 そして、これを観たスイスのアート・ブリュット・コレクションの館長さんから、作品のみならず、パフォーマンスも含めて、宮間さんが展示に招待され、70才をすぎて世界に羽ばたくことに。
 そんな世界制覇?までのここ数年の宮間さんの軌跡と、スイスでのオープニングパフォーマンスや展示を含め、渡航から帰国後の模様までを、宮間さんと長い間交流し、その流れでサポーター&マネージャー役を引き受けるベテルギウス則雄とその妻が同行レポートする。
A5判36P
 ローザンヌの展示の模様は、Collection de l’Art Brutのホームページに、日本語ヴァージョンとあわせて出ています。宮間さんの活躍ぶりや現地での歓迎ぶりも伝わってきます!

精神病の本6

精神病の本6 ¥315

 これまでよりレイアウトも凝り、ゲストも招いての増刊号。
特集は、「ちこちこBANH!」に登場するぬいぐるみキャラ”どすこいキャット”と”浜田省吾”。
また自身の出身校やよく行った店など、自らのゆかりの地を訪ね、写真とともに紹介する「小林絵理子ゆかりの地を訪ねる」も。
表紙をめくったところには、小林さん自身のコスプレ写真アルバムも。
 若松あやのさんのマンガやしげるさんの「青木ヶ原樹海レポート」などもあって、内容は盛り沢山になっています。
A5判32P

UZO #10

UZO #10 ¥300

 田中六大さんが編集・発行する小さな漫画雑誌UZOもなんと10号目に。ということで、これまでは何人かの作家さんを招いての短編漫画集でしたが、今回は巻頭インタビューと編集後記もつけて、表紙もカラーになりました。お話は、ちょとシュールだったり、リリカルで、どこか童話のよう。
 参加作家は
かなまち京成、香山哲、今日マチ子、コマツシンヤ、馬野ホネール、土屋萌児、Amandine Meyer、田中六大。
A5判32P