月別アーカイブ: 2007年9月

石井輝男監督作『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』DVD入荷!

石井輝男監督作『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』のアメリカ版DVDが入荷しました。
9/25現在、品切れ中です。


『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』 3675円
江戸川乱歩原作「パノラマ島奇談」をベースに、「人間椅子」「屋根裏の散歩者」などの猟奇エッセンスをぶち込んだ石井輝男監督の大傑作! 差別的な内容を含んでいるため国内版DVDの発売は絶望視されていましたが、今回シナプスフィルムズからアメリカ版がリリースされました。本編のクオリティの高さはもちろんのこと、塚本晋也、河崎実のインタビュー、石井輝男のイタリア旅行記、ポスターギャラリーなど、特典映像も充実しています。土方巽ファン、暗黒舞踏ファンにもオススメ! ※日本国内のデッキでも再生できます。
関連商品:岩井澤健治「石井輝男闘病日誌」

緊縛画集 トダユキコ「がんじがらめ」

トダユキコ「がんじがらめ」 ¥500

 雑誌「S&Mスナイパー」、サイト「隷嬢寫眞館」で、緊縛系のイラストを描くトダユキコさんによる自費出版画集。
 縄縛り、鎖縛り、蔓縛り…、縛る道具も様々、また縛られ方も女子をまとめて縛ったり、過剰にぐるぐる巻にしたりといろいろ。32作品収録。
A5判32P

淡く儚い光を記録した写真集「光ノ音」

石川文子「光ノ音」 ¥1200

 百合の生けられた硝子の花瓶に反射する光、走る電車の窓から誰もいない座席にふりそそぐ光、長い人影を路地にうつし出す黄金の夕日の光、路面に落ちる水しぶきを白く輝かせる光、木々の葉を通して若い緑をうつす光…風景というより音のようにこぼれおちてしまう淡く儚い光を記録した光の譜面–a note of a light。
 関西で活動する石川文子さんが自費出版した、カードブックになった小さな写真集です。32葉のカードが綴られています。

日々のくらしをみつめる『日々』が3周年記念リニューアル

日々 9 「ふだん使いの器」¥735

 創刊3年目を迎えるにあたり、初心に戻るべく「ふだん使いの器」を特集。料理家、カメラマン、編集者…様々な立場、暮らしの人に登場してもらい、お気に入りの器を見せていただき、その使い勝手から収納方法などなどを拝見し意見を交換する。登場するのは、公文美和、久保百合子、飛田和緒、高橋良枝。
 新連載もふえ、表紙折り返しにはギャラリー訪問のイラストルポ、「お茶を探す旅」シリーズでは京都・美山へ、飛田和緒の印象に残ったシリーズ第一回目は印象に残った「いただきもの」、公文美和の写真日記「おいしい日々」、「器の履歴書」、「四季の野の花」などが登場。
 従来通り、米沢亜衣さんが作る「イタリアの日々のごはん」、「聞き書き・江戸前鮨の仕事」、毎回1テーマをもうけてのお気に入り紹介などもあります。
B5判40P オールカラー

製本の魅力を伝える特集 サルビア vol.6

季刊サルビア「東京 長野・美篶堂の本ができるまで」 vol.6 ¥500

 本好きが集まる街・お茶の水のはずれ(湯島の聖堂近くです)、それに自然がきれいな長野・伊那に「美篶堂(みすずどう)」という製本の専門店があります。お茶の水には製本にまつわる小さなギャラリーとショップ、伊那には本格的な工房を構えています。デザイナーのセキユリヲさんがショップでの製本ワークショップに参加したご縁から東京と長野の二つの美篶堂を訪ね、自分の手でできる製本の楽しさ、職人さんの手から生まれる美しい装丁本の魅力を探ります。本の魅力について伝える1冊です。

 実はタコシェで作った西岡千晶さんのプリント地によるオリジナル角背ノートも美篶堂さんに製本してもらいました。
A5変型32P オールカラー