宮谷一彦『スーパーバイキング 宮谷一彦自選集』 (チクマ秀版社)¥1890
60年代から70年代にかけての劇画全盛期のカリスマ宮谷一彦先生が、自らの転機となった作品をセレクト、大幅加筆した作品集が出版されました。
タイトル作『スーパーバイキング』は82年末に『ヤングジャンプ』に連載された中編で、精巧に描き込まれたバイクの迫力とそれに拮抗した青年群像の描写が圧巻!
また、もうひとつの中編「ダビデの眠る日」は、75年初頭に『プレイコミック』に掲載された宮谷先生の代表作。自ら「第2のデビュー作」と謳うほど愛着を持っており、旧約聖書に登場するダビデの石の一擲とマウンドに立つ青年の愛憎の一球とを、場所も時代も超えて結びつけてしまう宮谷先生ならではの飛躍と力技に魅せられる濃密な世界!
ほかにも短篇「ワンペアプラスワン」「嘆きの仮面ライター」を収録してます。
初回入荷分の中にわずかですがサイン本もあります。どうぞお早めに!
—サイン本再入荷!!—–
日別アーカイブ: 2007 年 6 月 7 日
西野空男『四コマ 幸福番外地』
西野空男『四コマ 幸福番外地』(幻堂出版) ¥1260
好評のうちに売り切れた、ガロのエッセンスを継承する漫画雑誌『架空』の編集・発行人としてもタコシェではおなじみ西野空男さんの、初の単行本がでました。
『つげ義春以後』、その系譜の極北に位置する作家として注目される氏の初単行本は日英二カ国語対応の4コマ。
初回入荷分には、ミニ色紙つき、缶バッジつき、サイン入などがあります。数に限りがあるのでどうぞお早めに。
お得な特価本が入荷
特価本がいろいろ入荷しました。
写真や図版が豊富な本をお手頃価格でお楽しみいただけます—-。
●大高宏雄「仁義なき映画列伝」¥1680のところ¥798
60年代から70年代にかけての東映任侠映画・ヤクザ映画の総括。深作欣二監督インタビューも 掲載。
●ダイディ・フォン・シェーヴェン、アンゲリカ・タッシェン「エキセントリック・スタイル」¥1313のところ¥525
ガウディやエッシャーのようなんだけども、よくわからない情熱に突き動かされて俺流テーマパークを創ってしまった世界各地の無名アーティストたちの作品集。(一般にはアウトサーダーアートと呼ばれる…)。シュヴァルさんの石や貝の家はもちろん、身近な安ピカ品、廃物をも使った環境芸術や、デコトラもびっくりタイヤにまでペインティングしてある車などなど、濃厚な作品揃い。
●「死体のある光景」¥2100のところ¥1260
殺人捜査刑事が個人鑑賞用に収集した膨大な「死体のある光景」のスクラップを残して死んだ–その衝撃の殺人死体写真集。
●「デスアクシデント」¥2100のところ¥1260
タイトル通り、交通事故など死亡事故現場写真です。
●佐藤明「バロックアナトミア」¥2940のところ¥1050
17〜18世紀に制作された解剖学蝋人形の博物館として知られる「ラ・スペコラ」を故・佐藤明が独自の美学で撮り下ろした異色の写真集。その幻想性と審美性に裏打ちされた死とエロティシズムの図鑑は今も眩い虹彩を放っている。トレヴィル出版当時たちまちベストセラーを記録した佐藤明写真集『バロック・アナトミア』をジャケット装にあらためた完全復刻版。
●伴田良輔「妄想秘宝館」¥1680のところを¥525
温泉、奇岩といった環境モノから、体のパーツや、ストッキング,コルセットといったフェティもの、さらには小便小僧からはり型といったオブジェまで、様々なテーマで世界各地の図版を紹介、テーマ別の小部屋を巡るような伴田流脳内秘宝館!