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玉袋筋太郎「男子のための人生のルール』

 ヤングアダルト新書“よりみちパン!セ”シリーズから、浅草キッドの玉袋筋太郎さんの単著で『男子のための人生のルール』¥1260(新書判256P)が出ました!

 
「オレは浅草キッドという漫才コンビの玉袋筋太郎って名前の男。変な名前だろ? 玉袋ってキンタマのことだよ。こんな変な芸名を師匠のビートたけしにつけてもらって喜んで生きている男だ」なんていう自己紹介にはじまり、仕事に家庭と、いろいろ背負いこんだ中学27年生という先輩の立場から男子に向けて熱いメッセージを送る。
 大都会JUKUで育ち、芸人としてストリップ劇場から芸能界に漕ぎ出した玉袋さんが、体で覚えた生きる知恵(銭湯は誰もがムキ身でいる教習所)(たとえ、実物は包茎であったとしても、ココロの包茎こそ、根元までむけ!)が語られ、たとえこそ下に下にと向かいがちだが、誇り高く笑って生きる力がわいてきます。
 中学生はもちろん、中学20年生も30年生40年生にも、女子にもおすすめです。

映画「AA」の公開にあわせて間章関連コーナーを作ります

 青山真治監督による7時間30分に及ぶ大作「AA 音楽批評家:間章」の公開が、間章の命日である12月12日より、アテネ・フランセで公開されるのにあわせて、タコシェでも、自主的にささやかですが間章関連の書籍やCDなどを集めてゆこうと思っています。

間章 ライナーノーツ1972-1979「非時と廃墟そして鏡」?3990
以前からお取り扱いしていたこちらの本のほかにも、間もなく間章入門書『間章クロニクル』(愛育社)¥1500も発売予定です。
 サントラ『DOWSER / AA+』¥2575も入荷しています。こちらについているシールとジャケを展示すると映画が前売り料金が御覧になれます。
 公開までにまとまるとよいな…といったペースです。
 

ロワイヤルさんが大統領候補になったところで…

及川健二「沸騰するフランス」 四六判294P ¥1785

 フランス初の女性大統領候補に、最大野党の社会党がロワイヤル元環境相を選出したことで、かつての小泉劇場以上に、フランスの政治が面白くなっています(まさに激動のとき)。
 対抗馬は、この前まで盛んだった移民系の若者たちを中心とした暴動を抑えた与党・民衆運動連合のサルコジ氏(ハンガリー系移民二世で、相撲は知的なスポーツでない発言をした人物)ということで、今後、ますます目が離せません。
 そんなフランス政界を、日本人ジャーナリスト・及川健二さんが、2004年から2006年までフランスに滞在しつつ取材したのが本書です。
 極右の親玉ルペン、大統領候補に浮上したロワイヤル女史、ヨーロッパ緑の党重鎮の赤毛のダニー、市民運動の鑑・ミッテラン夫人……と、今後、フランス政界のキーパーソンとなる人物に単独・体当たりインタビューをしています。
 フランスで生活しながら、マスコミとは全く違ったアプローチで、エトランジェとして要人たちと直接わたり合って取材した大統領選の背景はもちろん、ジダンがワールドカップで頭突きをかました背景や極右が台頭してくるワケなどもみえてきますよ。タコシェでもお求めになれます。

『性豪・安田老人回想録』入荷!

米寿88歳の現役AV男優・安田老人が自らの女体遍歴を語り尽くした『性豪・安田老人回想録』が入荷しました。聞き手は都築響一さんです。

●『性豪・安田老人回想録』/アスペクト刊/A5判 2240P/2520円
安田老人は日本最高齢のAV男優にして、浮世絵や伊藤晴雨の緊縛画など春画、スワッピングや放尿写真の膨大なプライベートコレクター。若き日には『あるす・あまとりあ』を上梓した性科学者・高橋鐵氏門下の一番弟子として、稀有な日本の性風俗資料である『生心リポート』の刊行を手伝い、取り締まる官憲と戦い、さらには性の悩み相談に来る女性たちの相手をアル中で不能の高橋鐵氏に代わって務めた。その後も、女性の放尿の研究をはじめ、スワッピング、ヌード撮影会、日本各地の温泉場やタイでの愛人づくり、AVデビュー(現在は脚を悪くされたためAVは臨時休業中)と、性の深遠を極める人生を爆走中。その半生を都築響一が聞き書きし、貴重な戦後の写真やサン出版の全面協力によって貸し出しを受けたオールカラーの時事春画挿絵、出演ビデオのカットなど満載の「ビジュアル版・性の偉人伝」。
関連書籍

●『ヌード大宇宙・北村公写真掟 02』/都築響一事務所刊/文庫 506P/2940円
アマチュアカメラマン、北村公が60年代から撮り続けてきた女体写真集。編集・発行は都築響一。1930年に富豪の息子として生まれた北山氏は、東京芸大在学中に日本画家の大家・小磯良平に師事。絵のモデルの女性を借りて写真撮影したことをきっかけに女体写真に開眼し、以来、在野のカメラマンとして300人以上の女体を撮影してきた。70歳を超えた今も現役で、実家の資産管理をしつつお気に入りのモデルと女体撮影を続けている。

峯田和伸『恋と退屈』入荷しました

 中野在住、ブロードウェイ界隈を歩いては中野ライフを満喫している銀杏BOYZの峯田和伸さんに、自身のブログ“朝焼けニャンニャン”をまとめた初の単行本『恋と退屈』出版を記念して、サイン本を作っていただきました。(タコシェヴァージョンのサインです)
 連日メンバーとスタジオに籠もってのハードな録音の日々から、CDが発売になり全国ツアーに出るやアクシデントの連続で肋や脚を骨折しつつ、汗と血と(そのほかいろいろな汁物)を出しながら日本中を駆け抜けた2004年から2005年の日々が綴られています。
 ライブや録音の合間に思う、恋のこと、友達のこと、音楽のこと、山形での中高生時代のこと、上京しての学生生活とバンド活動、折々の心の模様が描かれています。
 個人的に、この本の中で印象的な場面は—–納得いかないライブの後で、一緒に写真をとってほしいとやってきた二人組の女子に八つ当たりして、彼女たちのインスタントカメラを道に叩きつけて壊して立ち去るものの、自分のした理不尽な仕打ちに気づいて、怯えまくり涙している女の子たちを探し出し、謝り倒してインスタントカメラを買って写真をとった夜、ひとり布団の中で情けない自分に涙する&翌年のライブで彼女たちに再会して感謝するやら喜ぶやら、なんていうところです。
 もっとエロいお話、感動的なお話もたくさんあるのですが(人の死、友との別れ、恋のことなど……)、なんとなくこの部分を紹介してしまいました。

『恋と退屈』(河出書房新社)¥1890 (190×130 432Pもあります!)