米寿88歳の現役AV男優・安田老人が自らの女体遍歴を語り尽くした『性豪・安田老人回想録』が入荷しました。聞き手は都築響一さんです。
●『性豪・安田老人回想録』/アスペクト刊/A5判 2240P/2520円
安田老人は日本最高齢のAV男優にして、浮世絵や伊藤晴雨の緊縛画など春画、スワッピングや放尿写真の膨大なプライベートコレクター。若き日には『あるす・あまとりあ』を上梓した性科学者・高橋鐵氏門下の一番弟子として、稀有な日本の性風俗資料である『生心リポート』の刊行を手伝い、取り締まる官憲と戦い、さらには性の悩み相談に来る女性たちの相手をアル中で不能の高橋鐵氏に代わって務めた。その後も、女性の放尿の研究をはじめ、スワッピング、ヌード撮影会、日本各地の温泉場やタイでの愛人づくり、AVデビュー(現在は脚を悪くされたためAVは臨時休業中)と、性の深遠を極める人生を爆走中。その半生を都築響一が聞き書きし、貴重な戦後の写真やサン出版の全面協力によって貸し出しを受けたオールカラーの時事春画挿絵、出演ビデオのカットなど満載の「ビジュアル版・性の偉人伝」。
関連書籍
●『ヌード大宇宙・北村公写真掟 02』/都築響一事務所刊/文庫 506P/2940円
アマチュアカメラマン、北村公が60年代から撮り続けてきた女体写真集。編集・発行は都築響一。1930年に富豪の息子として生まれた北山氏は、東京芸大在学中に日本画家の大家・小磯良平に師事。絵のモデルの女性を借りて写真撮影したことをきっかけに女体写真に開眼し、以来、在野のカメラマンとして300人以上の女体を撮影してきた。70歳を超えた今も現役で、実家の資産管理をしつつお気に入りのモデルと女体撮影を続けている。