崇山祟「シライサン オカルト女子高生の青い春」

崇山祟「シライサン オカルト女子高生の青い春」(扶桑社)¥900+tax

2020年1月10日に公開される 乙一先生脚本監督のホラー映画「シライサン」を崇山祟さんがコミカライズ。

映画のストーリーとは違うオリジナルアナザーストーリー。
崇山先生によると
「学校で地味な、読書と空想が好きな女の子の青春ものを描きたかったのもあり、ホラーとミックスしました。ホラー漫画でありながら、目立たない生徒たちの青春物語になりました」とのことです。

学校帰りに古本屋に寄って怪奇・幻想ものを買って読むのが趣味という、地味な女子高生が、地元に伝わる恐ろしい言い伝えを記した本を目にしたことから封印されていた呪いを呼び覚まし、禍々しい事件を起こしてしまう…
彼女は、その呪いに立ち向かうことができるのか。。。?!

18×12.8cm 216pages

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◎『シライサン オカルト女子高生の青い春』発売記念
崇山祟先生 サイン会
2019年12月15日(日)15時〜17時

※店頭または通販にて本書をお買い上げのお客様にサイン会の整理券を配布いたします。
(通販のお申し込みはお早めにお願いいたします。発送は行き違いを避けるため12/10までとさせていただきます)

※当日、サイン会にご参加のお客様に祟山先生のご厚意で、タコシェサイン会限定「ホラー漫画風絵はがき」をプレゼントいたします!!

インド初のオルタナ系漫画誌 ベリテVérité02

インド初のオルタナ系漫画誌 ベリテVérité02 ¥2000+tax

インド初のオルタナ系コミックマガジン第2弾。
リアルで真実な直球勝負の漫画表現を求めて、誌名は「ベリテ」!!

両扉形式で、右綴じ方向から日本の漫画ー福谷たかし、齋藤なずな、比嘉慂、林静一らの作品を収録。
また左綴じ方向からインドからはSunil Nampu, Lokesh Khodke, Anpu Varkey, Svanhild Wall & Bharath Murthyらが寄稿。
漫画史研究家のRyan Holmberg による林静一インタビューも収録されています。

作家によって作風もスタイルも異なる、フリーダムなインドの漫画にご注目ください。

21x 14cm 296pages 英語 English

マトリョーシカが豆本の中に入っちゃった! Fanette Mellier「Matriochka」

Fanette Mellier「Matriochka」 Editions du livre ¥2273+tax

8色のインクの配置や重ね具合でシンプルに月の満ち欠けを表現したDans la LuneのFanette Mellierが、マトリョーシカをモチーフに作ったクロス装の上製豆本。

表紙はマトショーシカが型押しされており、ページをめくるごとに、ひとまわり小さなマトリョーシカが現れます。
最初は55ミリ、最後は3ミリ、16体のカラフルな人形が次々に。所々に金色が効果的に使われていて、その輝きが宝石のようです。

立体のマトリョーシカが、本という平面にコンパクにおさまりながら、だんだん小さな人形が登場する楽しみはそのまま。
実物を手にしてみると画期的なアイデアにワクワクします。

ギフトにもおすすめの一冊です。

6.5 x 8.5 cm 上製クロス装32pages パントーン6色+金箔押し

イラスト+漫画集 Gao Yan 高妍「間隙 すきま」

イラスト+漫画集 Gao Yan 高妍「間隙 すきま」¥2500+tax

台湾のアーティストGao Yanのイラスト+コミック集。

2018~19年にかけて、美術の勉強のために沖縄に留学していたGao Yan。
ある程度、日本語を習得していたにもかかわらず、会話のきっかけや返しが思うように、口に出てこないもどかしさに直面しながら、気まずい間や言葉にできない想いを味わったり、琴線に触れる体験を凝縮した一冊。

前半は雨にまつわる言葉とそのイメージ。
日本の自然が、雨を表現する表現ーー梅雨、驟雨、夕立、時雨、霧雨、天気雨などのーー言葉のヴァリエーションに現れているとして、それぞれのイメージを描いたイラスト集になっています。

後半は、沖縄の町を歩きながら、切ない思い出を置いてきた台湾のことを思ったり、シェアハウスで、人付き合いの苦手な隣人たちが奏でる音楽に包まれたときに感じた共鳴、細野晴臣ライブで、たとえ観衆の一人にすぎなくとも、音楽が紡ぐ時間と空間の一部としてアーティストとともにそこにいた感動など。。。。
言葉の届かない隙間に感じた心の震えをみずみずしく漫画に描かいています。

13.7x21cm 上製64pages コデックス装 中国語・日本語 二か国語表記

留学中、絵画や版画の技法を勉強するうちに、紙にも興味を持ち、植物を使って漉いた紙に植物を描く事を発想するようになったとも言う。

刈部山本「東京ラーメン系譜学」

刈部山本「東京ラーメン系譜学」(辰巳出版)¥1500+tax

工場跡地やかつての花街周辺など人々の暮らしの跡を辿りながら、いわゆるグルメなお店とは、ちょっと異なる地元の人に愛される大衆食店を探訪する、デウスエクスマキな食卓シリーズの苅部山本さんによる、東京ラーメン本の決定版。

その歴史を元に、5つの大きな系譜に分類し、創業当時を知る人物や現在の経営者などへの取材を通じて
“東京ラーメン”の全体像を描いています。

ラーメン、お店の過去・現在の写真とあわせて店ごとの個性や特徴もわかりやすく紹介。
単なるグルメ本と一線を画す、社会の変化とラーメンの歴史まで味わえる本です。

【主な内容】
◎第1章“東京ラーメン”の知られざる系譜
ホープ軒本舗/ホープ軒/村山ホープ軒

◎第2章町中華系ラーメンとつけ麺の誕生
代々木上原大勝軒/丸鶴/元祖中華つけ麺大王総本店/珍來総本店

◎第3章フランチャイズとローカルチェーンの発展
札幌ラーメン どさん子/ラーメンショップ 堀切店/喜多方ラーメン 坂内/
元祖ニュータンタンメン本舗 京町本店

◎第4章ホープ軒屋台から巣立った行列店たち
じょっぱりラーメン/らーめん弁慶/らーめん香月 池尻大橋店

◎第5章とんこつブームと環七戦争、その後……
御天 井草本店/ラーメン大 堀切店/イレブンフーズ源流 西糀谷店

◎column
1 ラーメン一杯の注文から着丼まで
2 『ラーメン二郎』と背脂ラーメン
3 町中華とラーメン専門店の違い
4 醤油・味噌・とんこつ、そして背脂
5 家系ラーメン
6 白山通り背脂御三家
7 東京とんこつラーメン史

……etc.

A5判144pages オールカラー
※著者のご厚意により特典ペーパーつきです!!(数に限りがあります)