ご予約開始 僕のマリ エッセイ集「まばゆい」

僕のマリ エッセイ集「まばゆい」(lighthouse)¥1500+tax

「苦しくて甘いよろこび 色あせることのない思い出たち」

自費出版短篇集『いかれた慕情』、そして物書きをしながら、社会になじめないままみつけた変わった喫茶店で働く日々を綴った商業デビュー作『常識のない喫茶店』で、いま注目を浴びる僕のマリの最新作がこのエッセイ集。

『常識のない喫茶店』に至るまでの人生を振り返る1冊でもあり、彼女の「書くこと」に関する<核>に迫る内容。読後にタイトルの『まばゆい』に込められた想いが沁み入ります。

<植本一子さん帯文>
書くことは自分を救うことーーそう言い切る彼女に賛同する。
私たちは似ているところがある。書かずにはいられないのだ。良いことも悪いことも、たとえ大事な人を傷つけても。
自分のために、誰かのために、きっと今日も書いている。

<目次>
まえがき
生活
注意力散漫
愛を飼う
きょうだい
緘黙のファンファーレ
青さと音楽
野崎さんのこと
ほろ酔い
終わりのない友情
いままでのこと、これからのこと
お母さんへ
あとがき
奥付・著者プロフィール
写真(カラー)

B6判変型 仮フランス装 128pages (巻末16pageはカラー写真)

<著者プロフィール>
僕のマリ
1992年福岡県生まれ。2018年活動開始。
同年、短編集『いかれた慕情』を発表。2021年、柏書房より『常識のない喫茶店』を刊行。犬が好き。
Twitter:@bokunotenshi_

品子 (写真)
1992年生まれのいて座。
2016年に写真集「街の灯」を制作。現在、喫茶店で働きながら気ままに写真を撮っています。

■■■ご予約受け付け中■■■
発送は11/21頃からになります。
他の商品をあわせてご購入の場合、発送は本書が発売後にまとめてとなりますので、ご了承ください。

旧作邦画鑑賞に特化した手帳 名画座手帳 2022

名画座手帳 2022(往来座編集室)¥2000+tax

都内の名画座のスケジュールをまとめたフリーペーパー「名画座かんぺ」を発行するのむみちが企画・監修する旧作邦画情報に特化した名画座手帳。
文房具好きのこだわりを発揮して、栞や映画の半券など入れられるポケットなどの工夫をこらし、この一冊で日常使いと映画鑑賞に役立つ使い勝手のよさで評判です。

今年の直筆文字帯文は、香川京子(女優)とヴィム・ヴェンダース(監督)!!!

●NEW! 映画人の生没年月日情報に「原作者」を追加
●NEW! 「ゲスト劇場基本情報」コーナー新設(2022年版:東京・飯田橋ギンレイホール、秋田・御成座、岐阜・ロイヤル劇場)
●NEW! 「「映画化常連作家の映画化作品一覧」〈その⑦〉山本周五郎
●NEW! B5折りたたみ別紙付録/「シリーズ映画チェックリスト 洋画編」

●各週ごとの見開きに、俳優や監督,スタッフ、脚本家1145名(7氏増補+新枠「原作者」55氏)などの誕生日or命日を明記。索引つき。
●主な旧作邦画1406作品の誕生日(公開日)を該当日にPICK UP!
●日本映画史を代表する監督たち138人の活動期がひと目でわかるチャート。
●日本映画の黄金時代を支えた三大新劇団(俳優座、民藝、文学座)の名簿
●戦後~昭和40年代の物価表
●増補 「シリーズ映画チェックリスト」
●「全国旧作上映施設リスト」新たに3館(ユーロスペース、横浜シネマリン、首里劇場)を追加
●主要名画座5館の特集タイトル一覧(2020年下半期〜20年上半期)
●都内主要名画座5館の座席表&スクリーンサイズ付劇場情報
●気になる名優たちの年齢がわかる、年号・西暦に対応した早見表。(1879年以降)
●映画の感想までたっぷり書ける各週見開き方眼(4mm)メモ

邦画鑑賞に役立つ情報がてんこ盛りです。
毎日の予定や映画の感想を書くことの楽しさに加えて、読んでも楽しい、名画座ファン&旧作映画ファン必携の手帳です。

週刊予定の見開きと方眼メモの見開きが交互に構成されており、映画の感想やメモもたっぷり書き込め…使いやすさが追求されています。

通常手帳としての内容ーーー
○年間カレンダー(2022.1月~2022.12月)
○月間カレンダー(2022.1月~2022.12月)
○週間カレンダー(2022.1月~2022.12月)
・月曜はじまり
・バーチカルタイプ(縦割り)
・インクの色は落ち着いたブルーブラック
・開きやすい糸綴じ製本
・ダブルスピン
・巻末メモ8ページ ←少し増えました

15.2 x 11.2 x 1.6 cm 304pages
開きやすい糸綴じ製本・汚れが目立たないよう三方小口が黒に染まっています
ツートンタブルスピン

田中六大「贋作 猟奇王」

田中六大「贋作 猟奇王」¥500+tax

川崎ゆきお漫画家デビュー50周年記念猟奇王トリビュート展に参加した際に作成した漫画小冊子。
延期開催された東京オリンピックにちなんだ短編「猟奇オリンピックは夜ひらく」を収録。

「猟奇王」、「猟奇王国」、「悪いやつほどよく走る」、「猟奇王大全」、「大阪ダンジョン」、「川崎ゆきおサイト」、電子書籍「漫画講座」などから、絵やセリフ、フリー素材を引用、模倣して構成した物語。(川崎ゆきおさん公認)

アジトでだらだらしたり、右往左往の情けない場面がありながら、オリンピックのように勇気や希望のためではなく、ただ猟奇とロマンにに向かって夜に走る猟奇王と忍者&猟奇娘。
そして、それを見ようと、人々が、いぶし銀の月が光る夜に集まり、走り出すシーンに、胸があつくなります!

B6判40pages

※表紙裏に作家によるデッサンがついています。
(絵柄はそれぞれ異なります)

2022年度版 山口マオ カレンダー(壁かけ/卓上)

山口マオ 2022 壁掛カレンダー(ポイントライン)¥1200+tax

毎年、好評をいただき、リピーターさんも多い山口マオカレンダー。
使いやすさを追求して定番化したスタイルです。
カレンダー部分は、祝日や六曜、前後の月のカレンダーも出ており、メモを書き込む余白も十分あるので使い勝手がよいです。

2022年、令和4年。
カラフルかつファンタジックにマオ猫が浮かぶ部屋、引き出しの中、鳥の巣、鏡の間、きのこの中など不思議な場所を旅して楽しみます。

B4判変型中綴じオールカラー28P 壁掛け式
天地228mm×250mm




山口マオ 2022 卓上カレンダー(ポイントライン)¥580+tax

牛乳パックの再生紙を使用した組み立て式のフレームに、毎月一枚のカレンダーが入った、定番卓上エコカレンダー。

2022年は、海の生き物とマオ猫シリーズ。
カニとじゃんけんしたり、クリオネと踊ったり、ちょうちんあんこうの光で本を読んだり、ハンマーシャークに追いかけられたり!
モチーフにあわせて、フレームの色が青になりました。

小さいながらも、祝日や六曜が印刷されていて、前後の月のカレンダーも見ることができます。ひとことメモを記入する余白もあって便利。

125mm×160mm 2色印刷、13枚入。

 

イ・ラン 「話し足りなかった日」

イ・ラン 『話し足りなかった日』 (リトル・モア)¥1800+tax

シンガーソングライター、小説家、コミック作家、映像作家、エッセイストとして、韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ランの「悲しくてかっこいい人」に続くエッセイ集。

お金、労働、フェミニズム、コロナ禍……。
韓国大衆音楽大賞授賞式でトロフィーを売った話から、創作の舞台裏、金銭事情、#MeToo運動、友との別れ、荒波の日々。
その言動がしばしば、社会や文化シーンに一石を投じるイ・ランさんですが、ふだんは、カフェ通いを止めて家でインスタントコーヒーを飲んで節約したり、通帳の残高を気にしたり、ライブの損益分岐点を計算したり、文化助成の問い合わせをしたり…. と、殆ど個人事業者な世知辛い日々。
生活や仕事に対する疑問が浮かび、自問自答し、誰かに問いかけながら、働き、記録し、表現してゆきます。

いろいろなものと格闘しているようでいて、ちょっと厄介な普通の人間イ・ランを、どのように受け入れて、付き合ってゆくかにひたすら奮闘する日々のようでもあり….
音楽、仕事、友やペット、いろいろなものに懸命に向き合い食らいつきながら生きてゆく、ありのままの話が強く心にせまります。

[推薦コメント]
ポストイット、花束、既読のメール、未読の本、請求書、たまらない写真。
デスクを痛み散らかしながら、私たちは少しだけ、昨日よりもよい風に、歌う。
―― 折坂悠太(歌手)

働いて稼ぎ、身銭を切って約束を果たす。
化粧の前に手を止め、見えない傷に触れてみる。
火を熾すように日々を書き残す人がいて、
その灯りに応えるように我らもページをめくる。
―― 岡田育(文筆家)

[目次より]
第一部 芸術製造業者
第二部 自分をネタにしてストーリーを作る
第三部 ただの存在なだけです
第四部 今日も話せてよかった
第五部 私はどうして知らないの

[プロフィール]
イ・ラン
1986年韓国ソウル生まれ。ミュージシャン、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。
16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。
その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。
日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。
音楽アルバムに『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』『オオカミが現れた』
(国内盤はスウィート・ドリームス・プレスより)。
著書に『悲しくてかっこいい人』(呉永雅訳、小社)、
『私が30代になった』(中村友紀/廣川毅訳、タバブックス)、
『アヒル命名会議』(斎藤真理子訳、河出書房新社)など。

四六判268pages