丸尾末広「40周年記念 丸尾画報DX I 改」「40周年記念 丸尾画報DX III 改」

丸尾末広「丸尾画報DX Ⅰ(改)」(エディシオン・トレヴィル/河出書房新社)¥4000+税

画業40周年を迎えての、記念増補新装版。『丸尾画報DX 1』に新随筆、追加図版 18点を加えて20ページ増えていますが、紙を見直したため厚さはスリムになっています。

嗚呼、五芒星とともに浮かび上がる亡國の凶兆!
東亜の空に暗雲立ち籠める時、帝都に式神放たれ、丸尾暗黒藝術が闇から目醒める!
『愛蔵版 丸尾画報DX』 1/300~30/300のために描き下ろした
ドローイング作品ほかを増補した決定版。

随筆:丸尾末広 鳥居みゆき ジョン・ゾーン、四方田犬彦、マッド・ジョージ

B5判 230pages
サイン入り


丸尾末広「40周年記念 丸尾画報DXIII改」(エディシオン・トレヴィル/河出書房新社)¥4000+税

『丸尾画報DX 改I』『丸尾画報DX 改II』に続く、その後の新作をまとめた丸尾画報第三弾のデビュー40周年記念増補新装版。。

高畠華宵、江戸川乱歩、夢野久作の衣鉢を継ぐ昭和・平成屈指の怪異•奇想・浪漫が炸裂!

『トミノの地獄』『瓶詰の地獄』『芋虫』『賢者の愛』のカバー画、口絵、挿絵、ポスター画、
短編漫画をはじめ、数々のCDジャケット画ほか堂々200頁に及ぶ、最新の画業を集成。

丸尾末広 書き下ろしエッセイに加え、チャラン・ポ・ランタン、上坂すみれ、荒俣宏、谷川渥、諏訪哲史らの熱き丸尾論やオマージュも収録。

B5判 214pages
サイン入り

FOLK old book store 編 (book guide)「肝腎」

FOLK old book store 編 (book guide)「肝腎」 ¥1500+tax

2019年夏から2021年春にかけて、大阪の書店FOLK old book store周辺のアーティスト、ミュージシャン、編集者、ショップオーナーなど100人に「自身の血肉になっている “肝腎” な本」を2冊ずつ紹介してもらったアンソロジー『肝腎』。

支えになっている本、心を動かした本、創作の一助になっている本、忘れられない本、自分に戻っていける本など…
ご本人の創作とは別ジャンル、異なる作風だけれどコアになった作品が披露されています。

コロナ感染拡大の時期と重なったため、選書やコメントに意識的にあるいは無意識にその影響が現れているかもしれません。

ユニークな活動をする人たちの目を通して紹介される既知の本、未知の本を見ながら、その人の作品を知りたくなったり、コロナが収束したらその人のお店を訪れたくなったり。人と本と場所のネットワークが読者に届いてさらに広がりますようー。

寄稿者(掲載順)
橋本亮二 / 七尾旅人 / 谷端 実 / コニシユウヘイ/ 大場ともよ / 北島敬明 / 丸山晶崇 / 谷口智康 / 最後の手段 / 吉村 祥 / 筒井大介 / 濱崎宏之 / あおむろひ ろゆき / 山下賢二 / 橋本博人 / ミヤザキ / スケラッコ / 吉川祥一郎 / 朝野ペコ / 大井秀人 / ユッカ・バッファロー / よしだみさこ / 金武啓子 / 權田直博 / 大津萌乃 / 鈴木裕之 / 原田晃行 / 松村貴樹 / 川口まり絵 / 田窪直樹 / 東南西北 kiken/ 尾柳佳枝 / 山口良太 / オオルタイチ / 黒田明宏 / 木村耕太郎 / 奥村千織 / 山田 翔 / 宮崎千絵 / 福田千尋 / 杉 本喜則 / 和久田善彦 / 阪口大介 / 鳥居貴彦 / 露草社 / 谷川 徹 / 阿野まゆ子 / 北浦麻美 / 北浦和也 / 米田雅明 / 川崎誠二 / 大塚結良 / 山本佳奈子 / マタレーゼ・エリック / 瀧 亮子 / いとうひでみ高橋和也 / 鷹取 愛 / たけしげみゆき / 小野友資 / 松永良平 / きくちゆみこ / 成重松樹 / 寺田燿児 / はまぐちさくらこ / コタニカオリ / 岩田雅希 / 小指 / 三上 洸 / いか文庫 店主 粕川ゆき / 森本 恵 / 森 雄大 / タダユキヒロ / 福西悟一 / 竹内 厚 / 高山燦基 / 竹林はるか / 小前 司 / 少年アヤ / てんしんくん /millitsuka/ マメイケダ /BIOMAN/ なかむらあきこ / 南田真吾 /unpis/ 内田ユッキ /hitoto/ 村上 豪 / カワグチタクヤ / カヤヒロヤ / 石井嗣也 / ピンポン食堂 / みなはむ / 堀部篤史 / 大橋裕之 / 小林 ラン / 禺吾朗 / 石川直樹 / カシワイ
表紙+巻末マンガ:最後の手段

B6判 208pages(モノクロ) + 巻末マンガ 10pages (カラー)
糸かがり製本 / スピン付き

みなはむ「白いシャツ」

みなはむ「白いシャツ」(ンキャッヒ )¥1500+tax

2021年初夏、大阪のFOLK and old book storeに行われた同名の個展「白いシャツ」に合わせて作成された画集。

白いシャツは、ニュートラルなあり様の象徴としてアーティストがよく選んで描くモチーフ。
制服のシャツ、夏空の下での白T、夕陽に染まる白いシャツ…。
おいしげる草木の中、波が砕ける浜辺、わきあがる雲とともに、登場人物たちの体と心の躍動も響いてきます。

アナログで描いたものとデジタルの作品の両方57点+αを収録しています。

A5判72pages カラー 2021.6.6

ロヤジンマリキ 短編集「くもりのうちに」

ロヤジンマリキ短編集「くもりのうちに」 ¥3000+tax

ロヤジンマリキによる、初の漫画作品集。
リソグラフ印刷で、漫画の効果や話法として多色刷りを使った部分もあります。

ゴミ箱、扇風機、鏡…など生活空間にあるモノの視点でみた6つの日常を描いた短篇集「今日も」。

柵がないため出入り禁止の屋上で、こっそり休憩しているうちに出会った高校生二人のつかのまの交流と別れの物語「屋上に作がなかったから」

流れや空気を壊さぬよう、いつも笑顔でいる「ぽんちゃん」

オンラインでのコミュニケーションがテーマの「KSS online2020」

対話を描く「相づち」

コロナで学生たちが姿を消した美術大学の作業スペースとベテラン警備員さんを描いた「金森さんはつくらない」。

A5判136pages カバー、帯つき

趣味の製麺 09 2021 May

趣味の製麺 09 2021 May ¥1500+tax

コロナ禍もあって、なんと2年半ぶりの発行となったアマチュア向け製麺と製麺機の総合情報誌。

今回の目玉?は、表紙と巻頭グラビアをかざる小野式製麺機3型(特大型)と、小野機械製造所の三代目インタビュー。
さらに、佐渡に伝わる製麺機を使った蕎麦を取材に出向いて、出会った”押出式”製麺機。(伸ばした麺を切るのではなく、じょうろのようにあいた穴から麺を押し出す方式)
同じ材料でも作り方で食感が全く異なる体験を通して、押し出し製麺機と、これと相性のよいレシピについて紹介します。

ほか粉と卵だけで打つモチモチしない生パスタ、究極の手作り豚骨の白濁スープと低加水極細自家製麺のベストマッチを目指す豚骨ラーメンの研究レポートを掲載。
ほか編集人・玉置標本の著書「捕まえて食べたい」とのドッキング企画で、タニシを捕まえてラーメンの出汁をとったり雑草のカラスムギを製粉して麺を作るなど実験的なレポートも収録。

イラストや漫画で、スケラッコ、まかろに、オカヤイヅミ、寺島令子、てふや食堂、川崎タカオ、かわいしのぶ、辻村哲也が寄稿。

A4判70pages