どくろく vol.3「みんな、どっか調子悪い」 ¥450
「どくしんしゃによるどくしんしゃのためのろくでもないざっし」”どくろく”。といいながらも、クリスマス・イヴの夜に街に出て、寝過ごしたまま電車が終電で折り返して戻ってこれなくならないように、おこしてさしあげるなど、サンタさんのように、ステキなろくでなしぶりを発揮していた編集人。
しかし、今回は違う。ここ5年ほど続く下半身のだるさが、いよいよ堪え難くなり、ドクターショッピンに留まらず、鍼やマッサージ、健康サプリと原因の解明と解消の手だてを求めて右往左往することに。町医者から大学病院、消化器、循環、婦人科、西洋医学〜東洋医学とあらゆる診察を受け、未病の最先端を走る編集人の七転八倒ぶりがあますところなく綴られている。
婦人科の内診レポートなど、自らの下半身と厳しく向かい合う一コマも。
そんな経験の中から、わかった病院のかかり方やら、奔走の中で見いだした、書くことの効能などなど。
いつもの、孤独死問題の連載では、実際に遺品整理屋さんをお招きし、自らが孤独死した場合の部屋の片付け代を見積もってもらいインタビュー。
また、不調時の独身者たちの直筆独白も5編収録してます。
A5判76P