宮鼓・撫子「愛國倶楽部 第弐巻」¥500
宮鼓と撫子の二人が、日本史の中の狂気や残虐をモチーフに描くことで、逆説的に美や愛を表現するカップリング画集シリーズ第二弾。
今回、宮鼓は「戦争」をテーマに、満州事変、満州建国、5.15、2.26事件、盧溝橋事件、日中戦争、ノモンハン事件、日独伊三国同盟と日本が狂気に飲み込まれてゆくイメージを描く。撫子は「拷問」をテーマに大江戸刑罰・拷問絵巻–水責、木馬責、手鎖、磔、遠島–をセーラー服姿の女子たちで再現します。
巻末には現代の美術教育をディスる、ふたりの憂国対談や江戸拷問を展示する博物館を紹介するなでしこ新聞を収録。
A5判26P
宮鼓・撫子「愛國倶楽部 第参巻」¥500
宮鼓と撫子の二人が、日本史の中の狂気や残虐をモチーフにしたイラストで逆説的に美や愛を表現するカップリング画集第三弾。
それぞれのお得意分野、宮鼓は「戦争」、撫子は「拷問」の世界をさらにディープに追究します。
宮鼓は、旧日本軍の内部に焦点をあて、臨時召集令状、私的制裁、憲兵隊、敵前逃亡、玉砕、餓死、特攻隊のイメージを描きます。
撫子は江戸刑罰・拷問の中から切支丹迫害をモチーフにセーラー服姿の女子たちが登場する踏み絵、温泉責、穴吊、蓑踊り、潮責を描きます。
巻末にはアートにおけるデジタル・アナログ切り込み対談や江戸の牢屋跡や切支丹屋敷跡を紹介するなでしこ新聞を収録。
A5判26P