ぐるり 2008.8 特集:山川直人

ぐるり 2008.8 特集:山川直人  ¥300

 中央線沿線と下北沢を中心としたライブやイベントなどの情報を掲載した小冊子「ぐるり』。
キャッチフレーズはコーヒー一杯分の情報マガジンということで300円のお手頃価格で、街の情報を提供してくれています。
 毎号、アーティストやミュージシャンのインタビューが巻頭に掲載されていますが、今回はタコシェでもおなじみの漫画家・山川直人さんが、南陀楼綾繁の取材を受けながら、やがて創作につながってゆく子供の頃の家のこと、読書や漫画とのつきあい、好きな作品などについて語っています。現在、コーヒーのある様々な日常の情景を描いた「コーヒーもう一杯」の連載を続け単行本も4巻目になる山川さんですが、同人誌活動歴はながく、今も変わらぬ思い入れにも触れています。
 日常の機微を描くその作品からも人柄が伝わって来ますが、ご本人の言葉もそんな印象に違わず、身近なもの、創作や仕事をわけへだてなく見つめ、飾らない言葉で語っています。
B6判64P