ふきながし 06「花」¥630
仙台在住の女性3人によるユニット(sifflez)が、気になるテーマを自らのネットワークと足で取材し、編集する小冊子「ふきながし(仙台のたなばた飾りの呼び名)」。震災を挟んで約2年ぶりの発行。特集は「花」。3.11前からの企画のままに、ほっこりとお花について紹介しています。“本のなかの花たち”では押し花をプリントした栞が出てきたり、1世紀以上前にニューハンプシャー州のシスターが記録した土地の花のドローイング集など、草花が身近に感じられるセレクトです。
内容は—
○やさいのお花がかわいいので!:花のアレンジをするクドウミキさんのお庭やお花の畑を訪ねて
○探訪 ボタニカルアートの世界:植物画のてほどきを受けてみる
○おさななじみ:仙台のお花屋さんrieyの佐藤理永さんについて探るべくおさななじみをインタビュアーに
○mistletoe:かつてあった、英国の田舎町のような佇まいのお花屋さんmistletoeの高橋貴世さんインタビュー
○本のなかの花たち
ほかにも、花をつかったクレイ美肌パックの方法、菊を使った手鞠寿司レシピ、薔薇のハーブのサシェづくり、パーマカルチャーについて、レビュー(my eco 田中亜紀子、music前沢健二、movie 森合広、book 前野久美子)など。
B6判26P
ボタニカルアートの栞つき
ところで、野菜や果物も含めた草花、植物の放射能汚染を考えると、農業やガーデニングも変ってゆくのかな、と思います。そんなおり、RADICAL GARDENINGという本を目にしました。野外でのフェスティヴァル、平和運動としてのピースガーデン、NYでリズ・クリスティが荒れ地を掃除して草木を植えたことではじまったコミュニティガーデン、主に夜間に勝手に緑を植えちゃうゲリラガーデニング。植物のパワーを感じます。オルタナティブな農業やガーデニングのジンも見てみたい!