虹釜太郎「宇宙の無意味さにはっきり気づくメガドン配給者」

虹釜太郎「宇宙の無意味さにはっきり気づくメタドン配給者」¥473

「世界では現在こんな対話が行われている」シリーズ

本日開催のシンポジウム月報集成。シリーズには以下のタイトルがあります。『悲しみに身をよじるテラフォーミング賛成者』、『宇宙の無意味さにはっきり気づくメタドン配給者』、『結局問題を解決できない自称遺伝アルゴリズム専門家』、『もったいつけたレトリックばかりの建築家』、『ランダム碁に打ち興じる進化心理学者』『自分の周囲にイエスマンしかない幾何学者』、『教え子オーケストラ組換えに夢中の全盛期を過ぎた数学者』。

月報では、偶然について考えるシンポジウムや、2000年以降のゲームについて考えるシンポジウム、終わっているとされている実験音楽についてのシンポジウム、進化の過程で有利なミューテーションを起こした種が増えることについてのシンポジウム、乱数文学再考シンポジウム、終わってるサイエンスアートよりサイエンス演劇の方がよっぽどましシンポジウム、意識発生再考シンポジウム、医療人類学シンポジウム、トランスフォーマーメンバー入れ替えシンポジウム、アンビエントリサーチシンポジウム、大容量DNAシーケンサーの次に来るものシンポジウム、PTSDシンポジウム、信仰性遅感症についてのシンポジウム、宇宙食についてのシンポジウム、ウィルス設計がいかに難しいかシンポジウムなど世界で開催される様々なシンポジウムについて簡素に紹介されています。トークイベントは爆発的に増えた2008−2010年ですが、しかし真に驚愕する話し合いはどれだけ行われたでしょうか。本日ただ今もシンポジウムがどこかで開催されています。

発行:トランスフォーマーシンポジウム

A4判20P