架空 No.09 2010.10

架空 No.09 2010.10(セミ書房)¥1050

60年代後半からガリ版印刷でのミニコミを発行、70年代には自主映画の制作も行ない、川崎ゆきお、鈴木漁生、淀川さんぽ、うらたじゅん、森元暢之、福満しげゆき作品などを20世紀から21世紀にわたって世に送り出してきた小出版「幻堂」の特集。主宰者である中野しげる氏の人生とともに、その出版の軌跡を丁寧に紹介、中野しげる出版人生といった感じの印象的な特集です。

■特集 《幻堂出版》
村上知彦  「知る限りの「なかの・しげる」」
川崎ゆきお 「幻堂と出会った時代」
中村よお 「僕が幻堂と出会った頃」
石井章  「幻堂との出会い」
西野空男 「なかのしげるインタビュー」
幻堂出版案内 <幻堂出版物完全リスト>
図解 ガリ版印刷
川崎ゆきお[原作]×なかのしげる[孔版]「少女恋唄 猟奇王外伝」

【漫画】
堂々の完結&表紙! 三本美治「夜のホッケー」最終話 決着の巻
キクチヒロノリ「新しい調和」
まどの一哉 「西遊」第六話
甲野酉 「未踏」3目
鳥子悟「サマー・サスピション」前編
オカダシゲヒロ 「自分崩壊」(検閲版)
黒川じょん「逃げる男」
安部慎一[原作]×斎藤種魚[作画]「月と鉄柵」他(三本立て)

【四コマ架空】
くるみみどり
かなしきじゅんこ「魔女の心臓」
山坂ヨサンセン
砂糖ヒロタカ「りかぴぃ」9.10

B5判160P