鼻笛 ¥1000
最近ひそかにブームの鼻笛。鼻と口の部分にこの楽器をあてがい、鼻息でもって音を奏でるのですが、いつもは無音の鼻息がこれを通すことで、ピーピーと高らかに鳴ったり、あるいは朝方「ホーホー」と唸っている鳩みたいな音も出します。(音域は2オクターヴくらい)
お取り扱いしている鼻笛は、ベトナム製でローズウッドでできています。大きさは5センチ×7センチくらい。
吹き方は、まず内側についている丸い穴が上にくるように持ちます。口を「ア」の形に大きめにあけて、下の半円形の穴のまわりの窪みにそうように下唇をあてるようにして、笛で口と鼻をおおいます。そして鼻息を上の丸い穴に送りこむように吹いてみましょう。息が笛の周りから漏れずに、口がうまく開いていれば、小さな鼻息でも音が鳴ります。すぐに音が出ないときは、口の開け方は笛の当て方を微調整して音が出るコツをつかんでみてください。音は演奏者の口の中に共鳴して響きますので、舌の位置を変えることで音程も調整できます。
鼻笛の起源は解明されていないようですが、このタイプの鼻笛のほかに、鼻息で演奏する管楽器というのもあって、ウソや悪いことも言う口にかわって神聖な儀式に用いられたりするのだそうです。
でも、こんな風な演奏の仕方もあるみたいです!