漫画と文学の交差点「ランバーロール 03 –もっと物語を」

漫画と文学の交差点「ランバーロール 03 –もっと物語を」(タバブックス)¥1 500+tax

2016年に、漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。

タイトルは、カイロプラティックの手技のひとつで、ランバー=腰、ロール=ひねるに由来する、腰椎と仙腸関節に遊びをつけるアプローチのこと。
2号目から、タバブックスが発行となり、号を追って質量がアップしています。

レギュラーメンバーの描き下ろし作品のほか、今号はオカヤイヅミ、ひうち棚、古山フウの漫画、そして、ガロで活躍した伝説の漫画家・鈴木翁二、16年ぶりの描き下ろし作品も掲載されています。

小説パートは、滝口悠生、町屋良平、水原涼の短編作品を収録。

読みどころ満載の182ページ。吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)によるデザインも必見。

目次

オカヤイヅミ 肩
滝口悠生 忘れたことが思い出せない
ひうち棚 柿の木
おくやまゆか 冬のフローリング海を泳ぐ
水原涼 舌は憶えている
森泉岳土 爪のようなもの
鈴木翁二 きみの人さしユビ
古山フウ ムーンドライブ
町屋良平 沖野
安永知澄 ツナの樹

A5判182pages