大人ごはん vol.3 「ひとりの時間を考える」(Incline)¥1000+tax
クラウドファンディングと取材で2年の歳月をかけて完成した「大人ごはん」第3号。
「日々の暮らしは、盛んに報道されるセンセーショナルな事件、ドラマチックな愛憎劇、大文字の政治経済、美しくおしゃれに整えられた暮らしとは程遠く、もっと雑多で、淡々としたものの積み重ねでできています」(前書きより)というわけで、編集長の足のむくまま気のむくままに出会った、その日常が気になる方たちに取材しています。
第一特集「ひとりの時間を考える」は、植本一子、ツレヅレハナコ、高橋順子の3人の女性が登場。
パートナー亡き後のひとりごはん、あるいはひとり晩酌の達人…、それぞれのひとりの時間との向き合い方を食を通して聞きます。
第二特集は「小豆島で農村歌舞伎を観てきました」。
島の人たちによる島の人たちの娯楽「農村歌舞伎」を通して、まかない・おもてなし弁当作りを含めた舞台裏や村の暮らしを見つめ、文化とコミュニティの関係について考えます。
ほか「何食べていきてる?」には、ラテンアメリカ文学の旦敬介と画家の門内ユキエ夫妻宅でのアフロブラジル料理、鶴谷香央理の漫画「元気が出るもの」などなど。
A5判112pages