台北の漫画喫茶/ギャラリーMangasickの二人のオーナー、黄廷玉さんと黄鴻硯さんをタコシェに迎え、近ごろ気になる台湾のオルタナティブカルチャーについて、同じく台湾出身で、漫画雑誌キッチュ編集長の呉塵罡(ジンカン)さんを通訳兼助っ人にお話を伺います。
Mangasickは2013年に漫画喫茶として台北に開店。台湾をはじめ中国語圏のコミックに加え、日本のオルタナ系漫画・アートを紹介しながら、昨年からギャラリーを併設し、ムライ、真珠子、逆柱いみり、原田ちあき、池野詩織といった日本の作家を含めた展覧会を定期的に開催しています。
ほかにも、黄廷玉さんは高野文子や五十嵐大介、黄鴻硯さんは駕籠真太郎などの漫画作品の翻訳を手がけ、台湾の書籍流通サイトでも書評を発表したり、逆柱いみり画集「蜃楼紀」などの書籍の編集・発行、台湾のイラストレーター周依のイラストを用いたワンピースのプロデシュース…と、出版やアートの現場で様々な活動を行っています。
Mangasickは台湾と日本のオルタナティブカルチャーに通じ中文、和文で情報を発信する貴重な文化交流の場になっています。
一方、総合漫画雑誌キッチュ編集長・呉塵罡(ジンカン)さんは、京都を拠点にアカデミズムと出版の世界で日本と台湾の新旧の作家の(再)発見に力を注いでいます。
このお三人に、日本の読者にわかりやすく、注目する台湾の作家や作品を具体的にあげながら、漫画、アート、音楽にまたがる台湾のオルタナティブシーンについてお話していただきます。
2016年11月19日(土)午後7時開始 (6時30分より開場)
タコシェにて
入場料 1200円(お茶菓子+小冊子つき)
定員 20名
1時間30分ほどのトークの後に、親睦交流タイムもありますので、お時間のある方はそのまま参加してください。
台湾ZINEコーナーで、台湾作家の作品をご覧いただいたり、ご購入いただけます。(台湾ZINEコーナーは11月15日〜20日の限定となります)
※なお、当日はイベントのため、一般の営業は18:00までとなります。