日別アーカイブ: 2021 年 9 月 23 日

絵:小磯竜也 / 文:永原真夏  絵本「ざぶーん さぶーん」


絵:小磯竜也 / 文:永原真夏  絵本「ざぶーん さぶーん」(G.O.D Records)¥1818

木でできた現具のイルカが、ある日、突然、家を飛び出して空を飛んだり、山に登ったり、海の底を泳ぎまくり、色々な生き物やモノに出会いながら、サウンドスケープを描いてゆきます。
タイトルのように、力づよく、さぶーんさぶーんと自然の音、生き物たちの鼓動が響いてきます。

歌手の永原真夏と、画家/デザイナーの小磯竜也による共作絵本。

これまで永原さんの音楽作品のジャケットやデザインを小磯さんが手掛ける形でコラボをしていましたが、今回の絵本では、まず小磯さんがすべての絵を仕上げ、その絵を見て永原さんが音=テクストを作りました。
真っ白な紙に言葉と絵を使って即興演奏をするように出来た一冊。
テクストはかな書きなので、お子さんから大人までお楽しみいただけます。絵本を開いて、リズムやノリを体感してください。

21cm x 21cm 28pages
イルカの塗り絵つき

2021年8月に開催した絵本の原画展の様子>>>>


漫画と文学の交差点 雑誌 ランバーロール 04

漫画と文学の交差点 雑誌 ランバーロール 04(タバブックス)¥1500 +tax

2016年に、漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって0号が創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。
1年に1号のペースで着実に号を重ね、このたび4号が完成しました。

レギュラーメンバーの描き下ろし漫画作品のほか、『かしこくて勇気ある子ども』などで注目を集める漫画家・山本美希のSF作品、『メタモルフォーゼの縁側』で人気の鶴谷香央理によるエッセイ漫画、ランバーロールから生まれた気鋭の新人・古山フウ渾身の漫画を掲載。
さらに独自の視点が光る大前粟生の短編小説「女工哀史」を底本にした小林エリカの戯曲など、読みどころ満載の168ページ。
全作品のエッセンスを表紙と裏表紙にミックスした川名潤さんのクールなデザインも見どころのひとつです。

目次

山本美希 「COVID-33」
おくやまゆか 「トイレの時間」
大前粟生 「ギリシャリクガメ」*小説
古山フウ 「河童のパキチ ―始まりの話―」
鶴谷香央理 「近所の友だち」
森泉岳土 「リヨン通信」
小林エリカ 「女の子たち 紡ぐと織る」*戯曲
安永知澄 「価値ある魚」

A5判168pages
初回入荷分にサイン本あります。なくなり次第終了となりますのでご了承願います。