月別アーカイブ: 2019年12月

KAYA Hiroyaカヤヒロヤ「Now Loading」 Yuki TAKAHASHI 高橋由季「Now Loading」

KAYA Hiroya カヤヒロヤ「Now Loading」 ¥1300+tax

とぎれとぎれの線を活かした味のあるキャラクター、不均一なあわい色合いと線でそこにあるようで、ないような、浮遊観ある不思議な世界を描くカヤヒロヤ。

2019年秋の高橋由季とのデザインユニット、コニコでの展示にあわせて作成された画集。

夢の中にいるのか、ゲームの中に入りこんでしまったのか
ふわふわした不思議な世界を、女の子が変身したり
未知の世界に飛び込みながら、すすんでゆきますー。

ゲームのローディング画面のような、余韻の残るイラスト集。

A5判72pages  無線綴じ


TAKAHASHI Yuki 高橋由季 「Now Loading」 ¥1300+tax

女の子のイラストレーションを中心に、書籍、雑誌、広告、CDジャケットなど様々な媒体で活動中のイラストレーター・高橋由季。

2019年秋のカヤヒロヤとのデザインユニット、コニコでの展示にあわせて作成された画集。

スケボーやエスカレーターやバスに乗ってちょっと近未来な街に出て、喫茶店や屋上へと流れるように移動する女の子。
途中、コニコのカヤヒロヤが描くキャラクターが出てきて同名のそれぞれの画集がリンクします。

A5判72pages 無線綴じ


オートモアイ 「ANGEL」

オートモアイ 「ANGEL」(パルコ出版)¥2500+tax

顔のない女性を描いたモノクロ・イラストで注目を集め、SupremeやBEAMS、ユナイテッドアロースなどとコラボを展開するアーティスト、オートモアイの初のメジャー作品集!
全編描き下ろしです。

100年に一度の再開発にスクラップ& ビルドで変わりゆく渋谷。
東京のカルチャー、ファッションの中心地である渋谷を、オートモアイが描き下ろしました。渋谷の街に舞い降りた顔のない天使。現実と夢が奇妙に重なった新時代の作品集。

【プロフィール】オートモアイ/AUTO MOAI
1990 年生まれ、神奈川県在住。2015 年頃から絵を軸にした活動を始める。
アノニマスな女性像をベースに非現実的な世界をモノクロで描く。
これまでの主な仕事はCD ジャケット、グッズデザイン、イベントフライヤー等

B5判上製128pages

かに温泉「人権アニメ感想文集」

かに温泉「人権アニメ感想文集」¥500+tax

珍アニメや海外の特撮、宗教アニメなどを見てその内容を紹介するかに温泉が、人権アニメ40作品をレビューしたもの。

人種差別、身体的ハンディキャップ、老人問題、いじめ、拉致問題など様々な人権問題をテーマにしたアニメと、ときどき防災アニメが紹介されています。

A5判42pages

秋元机「orro」carbon papaer drawing zine

秋元机「orro」carbon papaer drawing zine ¥1000+tax

アジアや海外文化に影響を受け奇妙なエキゾチズムを追究し海外旅行の興奮を再構築するマンガ家、秋元机が、今度は事務用カーボン紙のタッチにはまって自身のドローイングをカーボン紙を使って再現。

赤と黒と青のカーボン紙を使って多色刷りのようなズレや重なりを表現したり(ライトテーブル上でズレ具合を確認しながら描いているそう)、擦れた跡を残しながら、色鉛筆(主に黄色)で色と足したり重ねたり、部分的に色鉛筆の芯をパウダーにして着色したそうです。

そうして作成したオリジナルを、プリント段階で、チープな雑誌や絵本風にしているそうで、モチーフも、未知の国の広告、特撮モノのパクリ風など色々と作りこまれています。

B5判16pages(表紙含む)

宇曽川正和「記憶無い無いクラブ」

宇曽川正和「記憶無い無いクラブ」 ¥1000+tax

前作HAND CLAP STORYが文化庁メディア芸術祭マンガ部門で、審査委員会推薦を受けた宇曽川正和の「no sign」に続く新作。

気がつくと、町の中に倒れて記憶を失ったいた男。
携帯も免許もなく、自分が何者かを探り町を彷徨ううちに
謎の「記憶無い無いクラブ」に行きつく。
そこは記憶を無くした人たちが集まる場所で
男はそこで役割を与えられたものの、飛び出してしまう…。
再び町に出た男に新たな運命がーー

主線がなく、すべてトーンとその濃淡で描かれた独自のスタイルとタッチ。その描き方の手順についてでも本の最後で作者自身が解説しています。

A5判98pages