月別アーカイブ: 2016年7月

うぐいす祥子 aka ひよどり祥子「闇夜に遊ぶな子供たち」

うぐいす祥子 aka ひよどり祥子「闇夜にあそぶな子供意たち」

うぐいす祥子 aka ひよどり祥子「闇夜に遊ぶな子供たち」(トラッシュ・アップ)¥1500+税

『死人の声をきくたよい」シリーズのホラー漫画家ひよどり祥子が、別名儀のうぐいす祥子で発表した幻の初単行本にして傑作ホラーが未収録だった、後半の第4~第6話を加え、判型も一回り大きくなり、完全版で復活!!

『ホラーミステリー』に掲載された本作は、優しいお兄ちゃんトシオと、依童体質や第六感を持つ異能な汁だく妹マコの兄妹もの。
幼い二人は死屍累々の怪奇事件に容赦なく巻き込まれながらも奇跡のように荒波をかいくぐってゆきます。憑依されたり、ガケから突き落とされたり縛りあげられ、血まみれ、涙や鼻水、よだれまみれになりながら、暗黒パワーに翻弄される兄妹のメルヘンです。。

A5判288 pages

7/15日の発売予定ですが、先行発売中。著者サイン入りです。
サインを入れていただく関係で、一度にたくさんの追加ができませんので、ときどき品切れになりますが、あまり間をおかずに補充いたしますので、しばらく間を置いて通販のチェックしていただけましたら幸いです。

市場大介「迷惑派」変則美人画集

市場大介「迷惑派」

市場大介「迷惑派」¥1500+税

美人画家・市場大介が“2015末期~16年初期に描かいた絵、意味不明漫画「テトラヒドロカンナビナール」、韓国旅&モデル3人娘によるBADAFOTO、バカみたいな表紙。どれをとってもすっごい迷惑派”な作品集。

美人、幼女、化け物が入り交じったカオス度がアップしています。

B5判100pages

meiwakuha550_2 市場大介「迷惑派」市場大介「迷惑派」

 

小明「爆誕タオル」

 

bakutan500_0

小明「爆誕タオル」¥1500+税

ゾンビアイドル、コラムニスト小明の夏フェスにも使える? オリジナルマフラータオル。
「モチモチの木」タッチのシャープな線で描かれた赤児と樹木にデザインされた爆誕と小明の文字が入っています。電撃的?結婚、出産の報告から約1年を経ての誕生記念アイテム。

20cm×110cm
パイルの先端をカットした、なめらかな肌触りのシャーリング加工。

小明 爆誕タオルbakutan300_2bakutan300_3

世界過激音楽vol.2 「デスメタルインドネシア 世界2位のブルータルデスメタル大国」

デスメタルインドネシア

世界過激音楽 vol.2 「デスメタルインドネシア 世界2位のブルータルデスメタル大国」(パブリブ)¥2300+税

話題となったシリーズ第一弾の、これもデスメタルなの?なアフリカ編と打って変わって、約300のブルータルデスメタルバンドを擁するインドネシアは、今やアメリカに次ぐデスメタル大国。
ジョコ・ウィドド大統領をはじめとした要人たちにもメタルファンは多く、ライブ会場に子供の姿もあり、経済発展途上にある2億5千万の国民に増大する中産階級層に浸透中のジャンルである。
一昔前までは、B級臭いものも多かったが、今や欧米レーベルに属し先端サウンドを追求するバンドも増え質量ともに充実したシーンをアジアや辺境のメタルシーンをウォッチしてきた小笠原和生氏が、核となる重要バンドの解説+インタビューで紹介する。

ジャワだけでなく、スラウェシ島やカリマンタン島、インドネシアから独立した東ティモール、イスラム法で統治されるアチェなどの辺境も徹底調査。
関連記事としてーーー
●インドネシアのデスメタルシーンを社会学、カルチュラルスタディーズとして研究しているオーストラリアの学者
●日本でも伝説の辺境プログレとして知られるDiscus
●インドネシアツアーを敢行した日本のデスメタルDefiledにインタビュー

●ハードコアパンクに詳しいRNR TOURSのRyouhei Wakitaによる「インドネシアンパンク名盤」

●世界最大のイスラム教徒を擁するインドネシアの、イスラムの教えに則ってメタルを実践する「One Finger Movement」なる活動など、この国特有の現象についてのコラム

ガイドというよりは事典に近く、ネタ的バンドは少なく、自信をもって紹介、おすすめするバンドを多数含むデスメタルマニア納得の一冊!!!

A5判352pages

櫛野展正 編著「極限芸術 死刑囚は描く」

極限芸術 死刑囚は描く

櫛野展正 編著「極限芸術 死刑囚は描く」(クシノテラス)¥1111+税

本書の前書きによると、日本には現在120余名の死刑囚がおり、服役刑の受刑者とは違って刑務作業はなく、24時間監視の狭い独房で30分程度の運動とトイレの時間以外は座って、ある日突然「その朝」が来るまで自分の罪と向き合っているという。
数十年もその朝を待つ人もいれば、死刑確定から数年で執行される人もおり、そのひとりの時間をある者は写経をし、ある者は句を詠み、ある者は絵を描いて過ごす。

特別に美術教育を受けたわけでもなければ、絵画体験もない死刑級が極限の状況で、限られた画材で描かれた絵は、表現の極限でもあり、既存の常識や価値観ぬゆさぶりをかける。

収録作品は「死刑廃止のための大道寺道子・赤堀政夫基金」により集められたもので、日本初の“死刑囚の作品集としてアウトサイダーアート専門のギャラリー・クシノテラスから発行された。
和歌山毒カレー事件の林眞須美、痛車塗装経験を活かした作画の強盗殺人犯・若林一行、
秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大をはじめ42人の作品を収録。

林眞須美、風間博子、岡下薫、井上孝紘、北村孝、北村真美、千葉祐太郎、鈴木勝明、藤井政安、田中毅彦、岡本啓三、後藤良次、星彩、高橋和利、熊谷昭孝、迫康裕、何力、謝依俤、原正志、宮前一明、しょがんせん、若林一行、闇鏡、音音、加藤智大、伊藤和史、檜あすなろ、高井空、西山省三、猪熊武夫、長勝久、響野湾子、石川恵子、松田康敏、高尾康司、ike、金川一、江東恒、豊田義己、兼岩幸男、松本健次、小林竜司ら42名の作品を多数収録

椹木野衣、田口ランディの論考もあり。

A4判44pages

極限芸術 死刑囚は描く kyokugen550_2