月別アーカイブ: 2013年12月

文芸誌 APIED vol.22 ジュネ&コクトー『花のノートルダム』『恐るべき子供たち』他

apied 22 ジュネ&コクトー

APIED vol.22 ジュネ&コクトー『花のノートルダム』『恐るべき子供たち』ほか(アピエ)¥600+税

文芸作品から毎号1つのテーマを特集し、文学研究家から愛好家まで多彩な執筆者たちが”誌上読書会”のように、評論、エッセイ、創作を展開するAPIED。
今回は、ジュネとコクトーという、ある意味、贅沢な組み合わせ。
ジュネの才能をいち早く見いだし、獄中から何度も救い出したコクトー。日本でも雑誌で何度も特集が組まれているうえ、同性愛、犯罪、阿片中毒…と、スキャンダラスな実人生がしばしば取り上げられたことで、全てを読まないうちにわかった気になってしまう?二人の作家とその関係を、改めて読み返してみる試み。

【内容】
鵜飼哲「名を駆け抜けたもの」
千野帽子「コクトーとジュネの「愛の歌」、そして日本の読書。」
三浦基「寂しいパリ」
寺田操「翼をもつものたち」
金澤一志「爵位論」
砂岸あろ「ジャン・ジュネの花束」
三神恵爾「コクトーとリルケ」
一之田吉「恐るべき大人たち」
佐久間慶子「ひかがみ天使」
金城京香「Beaty←→Beast」
三浦和広「コクトーの剣」
和田ヒロミ「レンブラントの絵の具と小さな水たまり」
ドンタク J・C「「マルセーユの幻影」とJ・G「黒んぼたちー道化芝居ー」」
諸常無行「恋人の葬儀」
菅野水紀「忘却の陽」
十座海蝶子「白人が恋する黒い皮膚」
金城静穂「錯綜のリアリズム」
松本完治「『愛の歌』随想ー二人のジャンの光と闇」
山本善行「善行堂通信 人との出会い、本との出会い(5)古本屋の独り言」

表紙装画 山下陽子

22cm×13cm 80pages

蛭子能収+根本敬+市場大介+Pakito Bolino「KKK(Kawaï Kancho Kintama)」

kkk 表紙

蛭子能収+根本敬+市場大介+Pakito Bokino「KKK」(Le Dernier Cri)¥1143+税

2013年春に、東京・原宿Galaxy銀河系でのLe Dernier Criの展示の際に作られたボックスKKK(カワイイ、カンチョー、キンタマの略)のカジュアル版。

15cm×21cm 32pages
表紙セリグラフでの4色印刷。300部限定。本文はオフセット。

※画像では蛍光カラーがうまく再現できていませんがピンク、オレンジは鮮やかな螢色になっています。

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ラトビア発のバルチックなコミックアンソロジー š! #15 「Cats」

s!15 表紙

š!#15「Cats」(kuš!) ¥857+税

ラトビア発のバルチックなコミックアンソロジー。世界各国の有名無名の書き手の作品が、毎回1つのテーマのもとに編集されています。
今回のテーマは愛すべきお友達、猫!
ヨーロッパ、北南米の作家が参加しています。

掲載作家は—
Cover: Edgars Folks (Latvia)
Artists:Dace Sietiņa (Latvia / Netherlands), Dāvis Ozols (Latvia), Edie Fake (USA), Emmi Valve (Finland), Ernests Kļaviņš (Latvia), John Broadley (England), König Lü.Q. (Switzerland), Lars Sjunnesson (Sweden), Léo Quievreux & Fredox (France), L.L. de Mars (France), Margrieta Dreiblate (Latvia), María Inés Gul (Poland), Mārtiņš Zutis (Latvia), Michael DeForge (Canada), Paul Paetzel (Germany), Pedro Franz (Brazil), Reinis Pētersons (Latvia), Roméo Julien (France), Rūta Briede (Latvia), Warren Craghead (USA), Weng Pixin (Singapore).

A6判164P フルカラー 言語は英語

s15

s!15

堀内マーコ「嗚呼!哀愁の閉鎖病棟」(上)(下)

哀愁の閉鎖病棟

堀内マーコ「嗚呼!哀愁の閉鎖病棟」(上)(下)各¥300+税

いわゆる躁鬱の筆者が、精神科の閉鎖病棟に入院した16日間の記録を上下巻のお手製本として自ら発行。

病院から配布される、入院にあたっての注意書きや説明なども、“つっこみ”コメントを書き加えつつ掲載。入院中のメモやスケッチなどを含め、すべて筆者の手書き原稿をそのまま印刷しています。

上巻は、入院にあたっての持ち物や規則の確認、そして16日間をともにする仲間=登場人物たちの説明やフロアや部屋の見取り図、タイムテーブルなどを中心とした入門的なもの。
A5判34pages

下巻は、治療が進んできての自身の心模様と、次第に見えてきた、患者同士の関係やらドラマなどディープな観察が展開します!! そして退院後も続く?歪んだ関係の後日談も。
A5判30pages

パンラボ発 堀道広のクロックムッシュ氏 キーホルダー

クロックムッシュ

クロックムッシュ氏キーホルダー ¥476+税

パンの研究所『パンラボ』の中で生まれた個性派キャラ、クロックムッシュ氏。クロックムッシュに挟まって、世界中の美味しいパンをコレクションしているそうな。

キャラを描いたのは漫画家の堀道広さん。『パンラボ』書籍の表紙を飾った、パンの中に住む男に続いてのキーホルダー化。

ゴム製でチーズ感も満点! 丈夫でやわらかく鍵などを傷めません。イラスト部分の大きさは、だいたい7.3cm×4cm。

クロックムッシュ氏 袋入り

クロックムッシュ氏

クロックムッシュ氏 イラスト