宮鼓/撫子「愛國倶楽部 第肆巻」¥500
宮鼓と撫子の女性二人が、日本史の中の狂気や残虐をモチーフに、逆説的に美や愛を表現したカップリング画集第四弾にして最終号。
宮鼓はその得意分野「戦争」から戦中・戦後の国民生活を、撫子は「拷問」の中から江戸刑罰に焦点をあて、極刑の火あぶりから蛇責などマニアックなものまでを描いています。
巻末には二人のアイドル談義と八百屋お七の墓を紹介するなでしこ新聞を収録。
A5判26P
壱号から参号もござます。
宮鼓/撫子「愛國倶楽部 第肆巻」¥500
宮鼓と撫子の女性二人が、日本史の中の狂気や残虐をモチーフに、逆説的に美や愛を表現したカップリング画集第四弾にして最終号。
宮鼓はその得意分野「戦争」から戦中・戦後の国民生活を、撫子は「拷問」の中から江戸刑罰に焦点をあて、極刑の火あぶりから蛇責などマニアックなものまでを描いています。
巻末には二人のアイドル談義と八百屋お七の墓を紹介するなでしこ新聞を収録。
A5判26P
壱号から参号もござます。
江戸川と荒川に挟まれた、東京の北東に位置する葛飾区に育った著者が、下町というありふれた言葉では括りきれない景色や、住民たちにとっては当たり前に見過ごしている風景を、1コマ漫画のように情景+吹き出し入りにセリフ形式で描いた作品集。
「まちをかこむ川は、今日もただ静かに流れています。川はまちを語ります。まちは川を語ります」と後書きにあるように、著者もまた川のように静かに、そこに行き交う人や景色を眺め描いています。
つげ義春が描いた葛飾区の立石あたりの昭和の景色とはまた違った、平成の葛飾がそこにはあります。あるいは、この河原の景色は、岡崎京子の「リバーズ・エッジ」を経由しての2010年代の景色?
常磐線、シャッターの降りた商店,アジアンな外国人たち,河原、放射能について語る子供たち、といった景色がオールカラーで描かれています。
A5版36P
カレー屋さんでバイトをするくらいカレー好き、なおかつジン作りも好きな、東京在住20代女子が作る手帳サイズのカレージン。自分が行ったことのあるカレー店を紹介して、読んだ人がメモれるようにしたノートを作ったところ好評だったため、ここ3年、内容を更新しながら毎年制作。
なによりもまず、作者はカレー好き。なので、カレーの甲乙をつけたりランクをつくるのではなく、自らのカレー体験を記録し、皆さんと共有し、カレーを愛することがこのジンの目的。
所在地ほか、欧風、印度風、和風などの分類と、辛さ度合いを示す唐辛子マークといった基本データ以外は、自らのカレー体験や感想が中心。給料日だから注文できるカレー、オールナイトの後に立ち寄る早朝カレー、ランチタイムが終った時の味方カフェカレーなど…、様々な状況にあわせてお店やカレーを選んで楽しめるようにできています。2011年中に新規開拓した東京の15のお店を中心に紹介しています。
巻末にはレトルト、ケータリング、缶詰にも触れ、2010年と2011年度に紹介したお店リストも出ています。
表紙は黄色でタイトルとカレーイラストがプリントされています。
A6判40P