日別アーカイブ: 2012 年 2 月 27 日

APIED vol.19「鷗外と森茉莉『舞姫』『贅沢貧乏』他」

アピエ19

APIED vol.19「鷗外と森茉莉『舞姫』『贅沢貧乏』他」(アピエ社)¥630

 文芸誌APIED、今号は、森茉莉関係の著作や編集が多い早川茉莉、「文藝ガーリッシュ」の著者である千野帽子をゲストに、鴎外、茉莉、それぞれの作品のみならず人物や親子関係にまで踏み込む内容の18の原稿を掲載しています。

千野帽子「森鴎外と森茉莉と。読書おぼえがき」
早川茉莉「茉莉と鴎外のガーデニングー白い花と矢車草、菫の領分」
三浦沙良「心の不良」少女の師
諸常無行「父たち、娘たち」
寺田操「鴎外と森茉莉/美しき空虚を満たすもの」
金澤一志「帽子を加工する少女 Her Mad Hatters」
松本完治「鴎外の永遠の恋人」
林哲夫「百円の鴎外二題 美奈和集と新斥集」
砂岸あろ「枯葉の寝床に横たわり」
佐久間慶子「父葬」
成瀬義明「愉快!痛快!森鴎外の「はげあたま」」
金城京香「森家子女。」
黒田大河「半日」
菅野水紀「一片の蘇生」
一之田吉「石の行方」
金城静穂「テイスト オブ ハニー」
シナモン「地平線の森茉莉」
藤井祐介「原則の不徹底」
山本善行「善行堂通信

22cm×13cm 84P

展覧会 Isabelle Boinot “Mon Paris” イザベル・ボワノ「わたしのパリ」

終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

Mon Paris

3月31日(土)より、パリ在住のアーティスト、イザベル・ボワノ(Isabelle BOINOT)のイラスト&コラージュの展覧会を行います。

作家ホームページ http://i.boinot.free.fr/

キモいものを愛らしく、またかわいいものをちょいキモく描く特殊な才能を持つイザベル・ボワノ。美術を専攻した後、イラスト刺繍ジンやオブジェ、出版アニメなど様々な形の作品を、ときにはひっそりと、ときには書店やギャラリー・美術館を通して、また別のときには新聞や雑誌などのメディアを通して、フランス国内外で発表してきました。

アーティストであると同時に、グラフィック・ジンFrederic Magazineの編集・発起人のメンバーでもある彼女は、同誌で自作を発表する以外にも、日本のイラストレーターの作品を紹介したり、展覧会をオーガナイズするなど、フランスのイラストシーンで広く活動しています。

最近では、日本やイラリア旅行の様子をたくさんのイラストや貼り物をまじえて記録した旅の手帳を書籍化した「すみません」「Prego」、持ち歩きOKなオリジナルレシピを図解した「わたしのおでかけレシピ」が評判に。

そのイザベルが、自身が暮らすパリに目を向け、珍紳士やワンちゃんたちの生態を描いたり、掘り出しモノはわずかでいやげものの宝庫のような蚤の市など、町の日常美?を描き出します。イラスト作品と写真集とガイドマップがセットになったお手製ジン(No, サイン入り 限定80部)をご用意するほか、関連書籍も揃えます。

初日3月31日の16:00から、オープニング・パーティを行います。パリでイザベルの本「すみません」を手にしたのが縁で交遊関係にあるwagashi asobiさんが、イザベル作品からインスパイアした和菓子をご用意いたします。イザベル自身がサインや質問にもお答えしますので、どうぞ、この機会にいらしてください。※オープニング・パーティは終了しました。ご来場、ありがとうございました。

同時期開催イザベル・ボワノ×HARCOZA 「すごい」
3月24日(土) ~ 4月23日(月)
Opening Party :  3月24日(土) 15:00 ~ ※オープニング・パーティは終了しました。
すごいワークショップ  4月7日(土) 14:00~19:00
イザベルとステーショナリーグッズを作ろう!
定員に達しましたので受付は終了しましたが、当日、展示やワークショップの様子ををご覧になれます。詳細はhttp://harcoza.typepad.jp/

HARCOZA
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-15-9
TEL : 03-6416-0725
11:00-19:00 火曜休み
http://www.harcoza.com

関連情報メランコフ  イザベル・ボワノ来日記念
~フランスの知られざるグラフィック・ジン世界(仮)~
イザベルをはじめとしたフランスのアーティストへのインタビューに加え、中原昌也、五木田智央らとフランス人アーティストによる日仏合作グラフィックを多数収録。
http://www.melankov.com/