日別アーカイブ: 2012 年 1 月 7 日

怪処 vol.02 特集:怪談の現場/怪店営業中

怪処vol.02

怪処 vol.02 特集:怪談の現場/怪店営業中(とうもろこしの会)¥1000

怪談、オカルトの研究・取材を行うとうもろこしの会が年2回(夏・冬)発行するオカルトスポット探訪マガジン。

巻頭特集は「怪店営業中」。強壮にも効果大?な漢方ショップ、密教空間でシーシャを嗜めるバー、科学者マスターとの交流がキモのサイエンスバー、ゴールデン街の占いバー、不思議なパワーを隠し味として注入するたこ焼き店などなど、怪しい雰囲気と”パワー”を感じることができるお店を紹介。

「怪談の現場」では、ライター陣の奇妙な体験ストーリーとその現場写真で構成。百話物語のような雰囲気!?。

「長野 またひとつの霊」では、縄文時代の遺物が多く残る長野を訪ね、山岳信仰に代表されるような、大和朝廷に組み込まれる以前の土着宗教の名残りや、宗教空間を巡る。また、大二次世界大戦末期に本土決戦に備えて作られた地下壕、松代大本営や忍者資料館、ベニテングダケ狩りとその試食体験も掲載。

インタビューはホラーギャグ漫画家の押切蓮介。自身の作品にも影響を及ぼした、押切ファミリー(実家)におこった怪談のようなギャグのような実話を語る。

ほか、「追悼・小松左京「くだんのはは」の地へ」潜入ルポ「米軍エリア51 UFO秘密基地」、怪書紹介など。

B5判56P オールカラー

アニメルカ特別号 マンガルカ vol.1 

マンガルカ

アニメルカ特別号「マンガルカ vol.1.0」¥1575

アニメ批評同人誌「アニメルカ」が増刊号の『背景から考える——聖地・郊外・ミクスドリアリティ』と同時に特別号も発行。「マンガルカ」!

【インタビュー】
●西島大介×さやわか「西島大介のひらめき☆マンガ学校 三学期0.00000000日目」
●夏目房之介「夏目房之介のマンガルカ夜話」
●三上小又『ゆゆ式』式

【論考】
●泉信行「人気漫画から学ぶ「漫画のうまさ」と「漫画とは何か」——『HUNTERXHUNTER』の技巧と『ハチワンダイバー』の挑戦」
●村上裕一「脱理の展開——『HUNTERxHUNTER』論序説」
●坂上秋成「ロマンティシズムの箱庭」を超えて——中村明日美子『Jの総て』論
●やごさん「マンガと出会うことの〈現在〉」
●峰尾俊彦「幻想郷の見る夢——「マンガ」としての東方Project」

【対談】
●toqmitz×mt-i「La Seconde Histoire——フランスとマンガの諸事情をめぐって」

【レビュー】
吉田アミ 『想いの欠片』/『カストラチュラ』
たまごまご 『花もて語れ』/『CYNTHIA_THE_MISSION』
かーず 『この彼女はフィクションです。』/『危険がウォーキング』
GOLGO31 『GIANT KILLING』/『ニューヨーク・ニューヨーク』
Revin 『ハチワンダイバー』/『えの素』
けーた 『忘却のクレイドル』
後藤檀 『平成生まれ』
もんすん 『ぼくラはミンナ生きテイル!』/『脳内ポイズンベリー』
真悠信彦 『O/A』
渡辺寂 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア BEYOND THE TIME』
ケタ 『学園ベビーシッターズ』/『封神演義』
田中埜土 『水域』/『純情パイン』

【マンガ】
ふみふみこ「だいぶ前からほろんでた、知らなかった?」
mot「マンガルカちゃん」
ナマエミョウジ「擬音カメラマン」「引力(野球ボール)」「壁ドン』

【表紙】西島大介×ふみふみこ
【デザイン】戸塚泰雄(nu)
【責任編集】高瀬司(反=アニメ批評)

A5判166P

おおむね月刊 東陽片岡 2012.01

月刊おおむね東陽片岡2012.01

おおむね月刊東陽片岡2012.01 ¥600

“おおむね月刊”らしく、8月号の次に出たのが10月号!(注:9月号はありません)、そして第3弾は2012年1月号という、時間にとらわれないジン「おおむね月刊東陽片岡」。表紙もカラーに戻って価格もファジーに変動。でも中身はいつだって100%東陽片岡です!

内容は——
巻頭言&お近況など
漫画:単行本に載せそこなった幻のお漫画シリーズ 東京片岡サムライ劇場「必殺起こし人が行く」
おひらせ「東陽片岡 こりゃたまらんショー」
こりゃたまらんコラム「温泉はたみゃら〜ん」の巻
漫画:東陽片岡の新ふにゃらか行進曲「たそがれビンボー食は電子レンジごはんだったのまき」
東陽片岡の『昭和の出涸らし』「懐かひいあの味この味ブルース」

今回の漫画も、演歌歌手藤原さん直伝のスパム+ごはんをはじめとした食に関する情報が織り込まれていて実用性?もあります。

B5判16P