月別アーカイブ: 2008年2月

中原昌也サイン会、2月24日(日)に開催!

『ニートピア2010』(文藝春秋)の発売を記念して、三島賞作家にしてミュージシャン、中原昌也先生のサイン会を行います! 上記書籍をタコシェでお求めの方に、番号つきのサイン会整理券をお渡します。
『ニートピア2010』出版記念
中原昌也サイン会!

日時:2月24日(日) 4時より
場所:タコシェ 03-5343-3010


●中原昌也著『ニートピア2010』(文藝春秋)
2100円/256ページ/四六版上製/2月16日発売
ここが文学の極北! 書くことの不可能性との苦しくも笑いに満ちた闘いの記録。
あらゆるメーターを振り切る芥川賞落選後初作品集

デウスエクスマキな食堂07冬号「千住迷宮物件」

デウスエクスマキな食堂07冬号「千住迷宮物件」 ¥1000

 路上観察を兼ねた食べ歩き、”路ケ飯”のレポートを夏冬ごとに発表しているデウスエクスマキな食堂シリーズ。
 以前の足立特集では除外されていた千住だが、最近のスクラップアンドビルドに危機感を持った筆者が、いまこそ、この地を訪れ、旧青線の建築物を巡り、”ぼった”(月島あたりの高級もんじゃではない、昔ながらの駄菓子感覚のチープなもんじゃです)を味わいます。
 現在は民家になったりしている元遊郭と思われる建築の装飾的な窓や庇などに注目しつつ写真で古民家?を紹介。また郭ではない、本当の古民家や商店をチェックし、かつて左官屋の職人さんが腕を振るったであろう雨戸の戸袋の様々な模様(市松、モザイク、スリットetc.)など、その細部も味わっています。
 また、このあたりは東京でも数少なくなってきた銭湯の密集地ゆえに、銭湯建築も紹介。
 グルメな部分では、ぼったの店のほか、昔ながらの洋食、和製のパンや菓子(甘食など)を売るベーカリーなど下町の庶民の味をレポートする。
A5判80P
 なお、このシリーズの筆者は東京の下町・千駄木で喫茶店 結構人ミルクホールを開いていらっしゃいます。コーヒーとチーズケーキがおいしく、この界隈の本屋さん(往来堂の近くです)や古書店(ほうろうオヨヨ書林 などなど)で買った本をちょっと眺めるのにちょうどよい、静かで落ち着いたお店です。最近、そのチーズケーキの通販もはじめたようですよ!