謎な漫画の軌跡を一挙公開! 新境地”似顔絵”にも挑戦!
大橋裕之大原画展!!!
2008年1月19日(土)〜2月1日(金)
複数のペンネームを使い分け連載漫画を同時多発展開し、編集や配本もひとりで行なう個人コミック誌「週刊オオハシ」を発行する大橋裕之。
独自の画風とその発信方法が注目を集め、クイック・ジャパンに連載を持ったり、spotted701や溺死ジャーナルといった個性的なジンにも作品が掲載されるなど、ブレイクも間近か…という今! 5歳のときに描いたロボット画(現在より力強い線で描かれています!)から最新作までを展示し、その軌跡を辿ろうという、いきなりの回顧展です。
枠線もフリーハンドなラフな印象の大橋作品ですが、今回はそのネームも公開。意外や本番より描き込みがあったりして、仕上げの段階でライブ感を出すと同時に余分を極力そぎ落としている様子が分かったり、20代前半のプライヴェートなコミックでソリッドなタッチを発揮していたり、大橋作品の奥深さが伺えたりもします。そして、自宅に保管されていた5歳の大橋少年のイラストも! 珍しいカラー作品も出していただきました。
そして27日(日)午後4時〜6時は来店アワーになります!
著作にサインをお入れするほか、ご希望のお客様の似顔絵かきにもチャレンジいたします。(似顔絵の御注文は有料になります)
「週刊オオハシ」の最新8号も27日当日に発売開始予定です!!
日別アーカイブ: 2008 年 1 月 18 日
シアターイワトの広報誌「イワト」創刊しました
イワト 2008.1.25 NO.1 ¥320
演劇のみならずライブや高座もありの神楽坂の小劇場シアターイワト(2005年にオープン)の広報誌イワトが創刊されました。
イワトに集まる様々なジャンルの作家やアーティスト、あるいはスタッフまわりの人々、多彩な人たちが執筆する小冊子です。
執筆者は—石津ちひろ(詩人、絵本作家、翻訳家)、稲津真(大学院で演劇学を専攻する研究者)、桂吉坊(上方落語のホープ)、赤荻徹(映画配給会社社員にして ハンディキャップサッカーチームable FCのコーチ、ダウン症や自閉症児の絵画教室「atelier A」を主宰するほか、雑誌「special」を創刊)、河内哲二郎(イワトプロデューサー、役者)、森恵(食・住・環境分野の調査・企画業 在ドイツ)、八巻美恵(青空文庫呼びかけ人、水牛主宰)、TARO(フォトグラファー)、小日向知子(知的障害者支援員、在八ヶ岳)、稲津宰治(解体業)、中川六平(編集者)、平野妃奈(12ギャラリー主宰)、鳥海明子(国際薬膳師)、忠平美幸(翻訳者),日下潤一(グラフィックデザイナー)。
どうです? 書いている人を並べただけでも実に多種多彩。これだけたくさんの職種の人のそれぞれのエピソードやおすすめが、B6判40Pに詰まっているんです!
編集方針としては、特集やインタビューはなし(特集という形での編者の見方のおしつけをなくし、あくまで御本人の言葉で書いていただく)、校閲と文字校を徹底する、という派手さを求めず確かさをお届けしようというもの。表紙や本文中のイラストを毎回、若手に依頼し、平野甲賀がデザイン…。というもの。手堅いようでいて、決まった会議や打ち合わせはなしに、ライブ感も心がけているそう…。詳しくはイワトのブログ「リトルマガジン「イワト」」参照。
B6判40P