月別アーカイブ: 2007年9月

『車掌 23-すいている号』入荷

『車掌 23-すいている号』が入荷しました。読者からの募金で伊藤岳人さんに貧乏旅行を強要するなど、ここ数号は車掌編集部員の伊藤岳人特集が続いてましたが、当人からの「もう岳人特集はヤメテ!」という懇請により、今回は岳人「の」記事を書くのではなく、岳人「が」記事を書くことになったそうです。つまり執筆者全員が伊藤岳人。

●『車掌 23-すいている号』
B5判 142P/735円
すいている室/すいている電車/すいている箱/すいている日/すいている寺/すいている園?/すいている道/すいている家/すいているキヨ/すいているスミ/すいている区/すいている道場/すいている広場/すいているホーム/すいている館/すいている地区/すいている駅前ほか

藤本和也編集『黒のマガジン 創刊号』が入荷

藤本和也編集、藤本和也と炭子部山貝十の二人同人誌『黒のマガジン』が入荷しました。ミニコミ『タルワキ』の前身?『戒王』などに掲載されたまま中断されていた長編青春マンガ、「ふらふらふらり」の続きも掲載されています。次号の発売予定は来年1月頃とか。『タルワキ』別冊『ハッスルホイ』も若干数入荷しています。
黒のマガジン
●『黒のマガジン 創刊号』
A5版/96P/500円
収録作品
漫画・最後の弾痕(顔画工房作品)
漫画・南国の夜(藤本和也)
漫画・ゲバルト西海(炭子部山貝十)
漫画・ふらふらふらり8(藤本和也)
コラム・私的劇画変歴史(炭子部山貝十)
コラム・水木しげるファンクラブ通信(藤本和也)

短編コミックオムニバス uzo ♯8

uzo ♯8 ¥200

 漫画誌アックスで新人賞佳作を受賞した田中六大さんを中心とした、若手漫画家さんたちのオムニバス作品集。
 40Pの中に10作家の作品10編がつまったお得かつ充実の内容。漫画のような絵本のような、独特のタッチを持った作品がそろっています。
 今回の執筆陣はミニコミ誌juicy fruitsから始まり現在では三井住友銀行のホームページにミドリさんを連載中の今日マチ子、なかむらしんいちろう、あかばねまき、土屋萌児、かなまち京成、ウツモトマユミ、香山哲、コマツシンヤ、山田ナン、田中六大。
A5判40P

ジュール・ヴェルヌ研究会「EXCELSIOR! vol.1」

ジュール・ヴェルヌ研究会「EXCELSIOR! vol.1」 ¥1200

 明治初期にすでに日本に紹介され『十五少年漂流記』などで我々にも馴染み深い作家ジュール・ヴェルヌ。しかし、日本語で読むことができる作品は青少年向けが多く、著作のほんの一部にすぎないことから、専門ジャンルや研究者〜一般読者をひろくつのり、作家や作品について研究し、その成果を発表すべく2006年に設立されたジュール・ヴェルヌ協会。
 本誌はその機関誌であり、ヴェルヌのデビュー作『気球に乗って五週間』における、主人公サミュエル・ファーガソン博士の第一声で、ラテン語で「より高く」を意味するExcelsior !から命名されています。研究発表のほか、未翻訳作品の翻訳も行ってゆくそうです。
 さて、第一号の特集は「気球」——
『気球に乗って五週間』ストーリーダイジェスト、
『気球に乗って五週間』座談会(司会・大橋博之、新島進、石橋正孝、まくたけーた、桜井飛鳥、倉田熱、私市保彦、高橋登志子)
パリ万博の驚異、グリモワン=サンソンの『シネオラマ気球』
ヴェルヌとルーセルの気球
特別寄稿●『気球に乗って五週間』とフランス・ナントでの熱気球世界選手権大会の思い出(小野耕世)
ノーチラスについて
日本ヴェルヌ映像コレクション
ネモ船長はいかにして南極を発見したか
連載翻訳●ジュール・ヴェルヌ未訳長篇・頑固者ケラバン(第一部・第一章〜第四章)&ヴィルヘルム・ストリッツの秘密(第一章)など
A5判140P

昭和プロレスマガジン13号「国際プロレス第4弾!」入荷

昭和プロレスマガジン 13「新日本プロレス第4弾!」 ¥1000


 豊富なデータとマニア同士の思い入れトークで昭和プロレスの熱気を今に伝えるプロレス同人誌、昭和プロレスマガジンの最新号が入荷しました。(9月初旬に入荷とお伝えしておりましたが、製本の段階で予定が伸びて入荷が遅れてしまいました。申し訳ございません)
 今回は国際プロレスの黄金期、AWAとの提携時代の幕開けにあたる昭和45,6年を特集。
 巻頭対談「存とミックの人間発言所」に続いて、国際プロレス・ヒストリー昭和45年編/昭和46年編、国際プロレス・ヒストリー 昭和45年編/昭和46年編、日本人レスラー&留学生名鑑、幻のレスラー清美川の生涯!、伝説のゴッチ=ロビンソン戦は消化試合だった!で構成されています。
 資料として昭和45、46年熱戦譜がついています。
巻頭写真では、貴重な当時のパンフを掲載。隆盛期の熱気を伝えながら、運営面での問題点を指摘するなど、熱く厳しく昭和プロレスを記録しています。
B5判108P