ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

ゆる〜い二人道中とサウナの快楽を綴るレポ漫画 大町テラス「わたしをサウナに連れてって」

大町テラス「わたしをサウナに連れてって」¥556+税

デザイナーとして会社で働き、運動不足、寝不足、肩こり、加えてストレス発散の飲酒と不健康な生活を送っていた著者。
休日、気晴らしにと誘ってくれた夫とのドライブついでに寄ったスーパー銭湯のサウナでボーとした後、水風呂につかるや脳が覚醒! 快楽物質が分泌され? 血行がよくなり体がとろける体験をしたことから、以後、休みとなると、夫の運転で、タナカカツキの「サ道」で紹介された各地のサウナめぐるほどに!

そんな夫とのゆる〜い道中とサウナの快楽をレポートした短編コミック集。
サウナのポータルサイト「サウナイキタイ」掲載の3話に加え、3分間の間に1000人の応募が殺到する程の大人気イベント「日本サウナ祭り2018」のレポートマンガの描きおろしを加え、これまでに入ったサウナのリストを付したサウナ体験コミック。

A5判60pages

アニメになって動きだすzine Alex Besikian「ZERO db」

Alex Besikian「ZERO db」¥1444+税

グラフィックなアートワークでzineを制作するフランス人アーティストAlex Besikianの新作、アニメになって動き出す小冊子!!

日本語のタイポグラフィや懐かしいデザインの一部を切り取り、その形の特徴や印象だけを取り出し組み立てるALEXがさらに、“部分”をカラーで表現。

ARTIVIVEという無料アプリをタブレットやスマホにインストールして、ページにかざすと、それぞれの作品がアニメになって動きだします! ジンとスマホのこんな組み合わせ、楽しい!!

18.4×13.4cm 16pages カードつき


翻訳家が案内する世界の詩と日本の詩の冊子「て、わた し 第4号 特集:我々はどこから来たのか、我々は何者か」

「て、わた し 第4号 我々はどこから来たのか、我々は何者か」¥1000+税

「日本の詩×世界の詩」がキャッチフレーズの詩の冊子、「て、わた し」。
4号の特集は、「我々はどこにから来たのか、我々は何者か」。
「映え」は、しないけど、ぜひ手にとって、しばし言葉と向き合って、その深さや重さを感じていただきたい冊子です。

ーー今号のかいせつ

日本と世界の一流の書き手を対バンのように並べて紹介します。

たったいま世界で書かれている言葉に、
日本語で触れられる機会は多くありません。
日本で書かれている言葉が世界でどんな位置にあるのかを
知る機会もほとんどありません。

私たちは今を生きる世界の文学を
すぐれたイラストと共に日本の文学に連れ出します
ーーーーー

この号では対バン形式で、たとえば、歌人の瀬戸夏子、詩人でリーディングやナレーションや読み聞かせなど声の活動を行う韓国から日本に帰化したyae、そして10才で韓国からカナダに渡り、英語を習得して詩作を行うようになった若き詩人で研究者のエミリー・ジョンミン・ユンの三者三様の作品を並べて、日本ー韓国ーカナダと時代や国や言葉を横断しながら、固有の文化の中で/異文化間の間で生きる困難や言葉の力を際立たせます。

ほかにも、ポエトリー・リーディングやその周辺の表現をする詩人三木悠莉×英国在住のフランスの詩人パスカル・プティ、詩人井坂洋子×FtXの詩人ケイレブ・レイ。キャンドリリの組み合わせで作品を紹介し、訳者の解説や、作家にまつわるエッセイを収録しています。

A5判60pages

異言語、異文化の3種のセッションの一部はこちらで試し読みできます。

90年代⇄2018なミックスマガジン「何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉」

「何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉」(百万年書房)¥1000+税

QuickJapan』の元編集長・北尾修一が、たちあげた百万年書房。
記事が日々消えていくweb magazine『百万年書房LIVE!』を運営をする一方で、スピンオフとして誕生した雑誌、何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉は、駆け出しの女優、兼物書き・小西麗と組んでのミックスマガジン。

北尾が90年代に『QuickJapan』に発表した記事6本に後日談などを付して2018年版にアップデートしたものと、小西による2018年の女性の日常を切り取るエッセイとが交互に構成され、90年代と現在を行き来できる仕掛けに。

赤田祐一、バクシーシ山下も参加。挿絵はおたぐち。

【目次】
補聴器と黒人音楽
隣の芝は青い
時計仕掛けのアイドル・フーリガン
つよい煙草
“一三回自殺未遂女”の見る夢は
女の子なので
「やっぱり他人同士が一〇〇パーセント理解しあうのは無理なのかなあ」
恋を知るまえ
目の前に突然、龍が現れた。
戦場に上がれ、うちのめしてやるよ
おやすみなさい、ミス・ポーラ
生きてるだけで、愛されたい

A5横判80pages

スチャダラパーが編集するインディーズ雑誌「余談 スチャダラパー・シングス」

スチャダラパーが編集するインディーズ雑誌「余談 スチャダラパー・シングス」¥1389+税

スチャダラパーが、会いたい人に会いに行き、愚にも付かない余談を延々と繰り広げる、インディーズ雑誌『余談』第9号。

今回の特集はNetflixドラマ「ストレンジャー・シングス」インスパイアー系?スチャダラパー・シングス。
ドラマにはまったスチャダラが、サブカル界から相撲界までいろんな「ジ・アザー・サイド(あっち側)」を覗いてみました。

主な内容は—

みうらじゅん×スチャダラパー「60 歳の今に至るまでずーっとバイトしてる感じですよ」
漫画 井上三太「さんちゃまのカリフォルニア通信!2018 from L.A」
宮川大輔×スチャダラパー「僕、パニックになって、泣いてもうたんです。」
石井モタコ「俺にも起ったストレンジャー・シングス。」
有野晋哉×KASHIF×ボーズ「カシーフ、知ってるよ!ガソリンンスタンドの店員みたいなCDジャケの人!」
ローリング内沢×スチャダラパー「なんでもクロスレビュー」
THE OTOGIBANASHI’S×アニ「とにかくMVをつくりたくて。1曲解散みたいのがいいなあと。」
せきしろ「私は奇妙な大人になってしまった」
浦風親方×宮内健×シンコ「相撲の町、両国をぶらり。やっぱり一門は大事です。」
宮内健「流れ着いたのは両国の隣駅である錦糸町だった」
かせきさいだぁ×シャシャミン「つげ忠男に会いに行く」
シャシャミン ドキュメント「つげ好きの頃」
町山広美 「実家がなければつくればいいじゃない Let them make home 」
岡宗秀吾×スチャダラパー「野良が文藝春秋から本を出す。ロマンティックじゃないですか。
それ以降誰も言うてきませんけどね」
岡宗秀吾「ヒマが大事だと先輩は言った」
辛島いづみ「余談でした」
表紙 亀井雅文

A5判168P