90年代⇄2018なミックスマガジン「何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉」

「何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉」(百万年書房)¥1000+税

QuickJapan』の元編集長・北尾修一が、たちあげた百万年書房。
記事が日々消えていくweb magazine『百万年書房LIVE!』を運営をする一方で、スピンオフとして誕生した雑誌、何処に行っても犬に吠えられる〈ゼロ〉は、駆け出しの女優、兼物書き・小西麗と組んでのミックスマガジン。

北尾が90年代に『QuickJapan』に発表した記事6本に後日談などを付して2018年版にアップデートしたものと、小西による2018年の女性の日常を切り取るエッセイとが交互に構成され、90年代と現在を行き来できる仕掛けに。

赤田祐一、バクシーシ山下も参加。挿絵はおたぐち。

【目次】
補聴器と黒人音楽
隣の芝は青い
時計仕掛けのアイドル・フーリガン
つよい煙草
“一三回自殺未遂女”の見る夢は
女の子なので
「やっぱり他人同士が一〇〇パーセント理解しあうのは無理なのかなあ」
恋を知るまえ
目の前に突然、龍が現れた。
戦場に上がれ、うちのめしてやるよ
おやすみなさい、ミス・ポーラ
生きてるだけで、愛されたい

A5横判80pages