ミニコミ」カテゴリーアーカイブ

タミオー日記

世界のあちこちをバックパッカーとして旅しながら、手帳に極小文字とイラストで綴った旅日記は、切手や伝票,チケット類だけでなく、ゴミの中から拾いあげたパッケージや印刷物なども貼り込まれた、世界にひとつしかないオリジナルのヴィジュアルブックに。その手帳を原寸大のまま、文庫本に仕立てたタミオー日記。旅の後、上海に滞在しながら、現地の印刷屋さんとインターネットの翻訳サービスなどを使いながら、やりとりして少部数の自分出版にこぎつけました。今回は、好評につき重版がかなった1〜3巻に、新たに4巻目が加わり、コンプリートに。初版では、無線綴じで本が分厚かったので、取扱い方によってはページがはがれ落ちることがありましたが、糸綴じを加えて製本もヴァージョンアップしました。

タミオー日記1+2

「タミオー日記1+2 インド・アジア編」¥1650

記念すべき旅の始まりはインド・アジア編。初のインド、台湾、中国、チベット、ベトナム、ネパール、タイ。写真も多数含まれています。
104×142mm  376P

タミオー日記1+2

タミオー日記1+2

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タミオー日記3

「タミオー日記3 東欧+中南米編」¥1350

東欧(ハンガリー、オーストリア、ポーランド、チェコ、ウクライナ、トルコ、グルジア)と中南米(メキシコ、キューバ、グアテマラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、パラグアイ)をめぐる8ヶ月におよぶ旅の記録。
104×142mm 286P

タミオ-日記3

タミオー日記3

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タミオー日記4

「タミオー日記4 上海印刷編、エベレストなど」¥1350

ただ旅の記録のために手帳につけていた日記を、友人に見せたところ「本にしたら面白い」と言われ、その気になって作ってしまったタミオー日記。単純に、印刷費が安上がりなのでは?と、ひとり上海に渡り、現地に滞在しながら翻訳ソフトを使ってやりとりしながら、作ってしまた自分出版。
今回は、そんな上海滞在の記録と、どっちかというとアメリカの大自然の部分、エベレストのトレッキング、インドのサドゥー祭り、タイなどを収録。写真もいっぱい。
104×142mm 274P

タミオー日記4

タミオー日記4

DRY vol.2 特集『世界』アイドルから原発まで

DRY vol.2

DRY vol.02 特集「世界 アイドルから原発まで」¥300

狙ってたわけでなく、内容が現在もっとも深刻な話題「原発」にシンクロしてしまった特集…。

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地球、人間社会、あるいは精神世界や異世界など、今展開しつつある様々な意味での世界を見渡し、共時的な「いま」そして「これから」の想像力を問う特集。

《世界を知るための厳選レビュー33》
アジア、ヨーロッパ・中東、アメリカ、アフリカの4つの地域ごとに、その世界を読み解く神話や文学、映像、コミックなど文化的アイテムをレビューした目玉記事。

《バックパッカーたちが世界各国を勝手にレビュー》
変人奇人アウトロー—そんな呼び名に相応しいドライなバックパッカー四名が、世界諸国をクロスレビュー。フツーの「旅行」じゃ見えてこない、自由で変態なレビューを展開。ネパールやペルー、ボリビアなども踏破しる強者ぞろい。

《特集関連コラム》
●3Dとシネコンなんてなくなればいいのに:映画関係者による、映画業界が孕む問題を提唱。映画の世界。
●素人アイドルは海外で成功するか:アイドルの海外進出、しかし日本と海外のファンにはある違いがあった。はたしてAKBは海外で成功するのか。かわいいイラストつき。
●フランスの空手家にみる不思議の国ニッポン:海外から、日本はどうみられているのか。見えてくる意外な日本観、な一考。
●原発日記:電力会社内定者が体験した原発事情。
※この記事は震災以前に書かれたもので、厳しい就活の末に内定した電力会社で、研修としてそれまで関心のなかった原発を見学し、耳にしたマネーや人事事情をドライに綴ったもの。それだけに、大事故が起きた今となっては不謹慎にとられかねない部分があると同時に事故が起きてもちっとも不思議でない空気や問題点も見てとれる。編集部は「普通の大学生の体験と正直な感想を通じて、経済活動のなかにおかれる原発というものに関する視座が必要なのではないか、と思い発信するのであります」として発表にいたったとのこと。
●ドバイショックはこうしておきた:ドバイショックのしくみについて池上彰ばりにわかりやすく解説。
●深夜ラジオなんてもう古い!めくるめく早朝ラジオの世界:「宗教ラジオ」ともいわれる早朝のラジオは、諸宗教団体が枠を買って放送している。

【インタビュー】
●北方領土問題はいま 国後島元島民三世西田祐希:北方領土問題に関して活動している、早稲田大学在学中の西田祐希氏に実情を聞く。
●「DRY」的インタビュー ワイルドサイドを歩け 第1回 広瀬章人王位
学生にしてタイトルを獲得した、将棋界最強のホープ、広瀬章人王位。あの羽生善治氏に勝利したこと、女性関係(?)などをインタビュー。

【コラム】
「ヌケナイ」ソフトオンデマンドヴィデオ史 連載第二回 三野新
3年B組稲八先生 5限 きょう、ブンカした(笑)
筆名と本名のあいだ 姓名判断から解剖する近代の文豪 第一回 三島由紀夫 八田修一
現代大仏紀行 第一回 淡路島世界平和大観音 崎谷啓一
猫好きに語らせてみた ボナールの猫 池田尚史
ドライ文学フリマ委託販売レポート 蒲田的、あまりに蒲田的な
筋金入りの純文作家、二水広がラノベのような何かに挑戦!第二回
愛するキャラに会いに行こう 消費者以上恋人未満な僕ら 金指 朗
…ほか

B5判62P

四月と十月 vol.24

四月と十月24

四月と十月 Vol.24 ¥525

タイトル通り、四月と十月に発行される“画家たちのノート”『四月と十月』。アトリエからは、作歌たちがアトリエから発する私信のように、ノートに書き留めたイラストや目にとめたものの写真とともに,折々の思うことが綴られています。今回、異色? エッセイストの石田千さんが参加、むきおえて乾燥させた日向夏と王林の皮を鉛筆スケッチしながら、その形状に山の稜線を重ねたり人の在り様を重ねたり…。ほかにも、イソノヨウコさんが好きなバーの人々をスケッチした手帳をそのまま掲載したり。ほかの寄稿者は、稲村さおり、加藤休ミ、川原真由美、久家靖秀、白石ちえこ、鈴木安一郎、瀬沼俊隆、田口順二、立花文穂、早川朋子、福田紀子、牧野伊三夫、松本将次、ミロコマチコ。

【連載】
東京風景「富士山の見える場所」 鈴木伸子
装丁のなかの絵「入院はヒマ?」 有山達也
理解フノー「あとをひく[つるかめ]の感傷」 遠藤哲夫
父のこと「お使い」 堀内花子
画廊の外の展覧会 「タバコに火をつける夜」 言水ヘリオ
美術の本 「浦上玉堂の本」 蝦名則
仕事場訪問 「湯町窯の画家 福間貴士」 牧野伊三夫

「父のこと」では、ポンピドーセンターもなかった70年代のパリの様子が描かれています。
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きのこ談義「きのこみたいな夜」 飯沢耕太郎×鈴木安一郎 構成:南陀楼綾繁
持ち寄りきのこで料理を作り味わいながらのきのこ談義!

表紙写真は久家靖秀

246×210 52P

手差ユニッツ「シューゲイザーの青い星」

シューゲイザーの青い星

手差ユニッツ「シューゲイザーの青い星」(複写書房)¥600

作・画、デザインから、印刷は簡易印刷機リソグラフでの(手差)印刷やコピー、製本までを手がける一人ユニット、手差しユニッツの新刊です! これまでも、「お歳暮ファン」(複写書房/SOLD OUT),「八月抄記録」(トムズボックス)など好評を博してきましたが、今回は初版400部のホームメイドの小品集となっています。

昭和初期〜中期のマンガのようなタッチでいながら決して懐古的でなく、むしろエヴァーグリーン! タイトル作は片思いがテーマ。文化系(今風には草食系)といえば聞こえはいいけれど、得意分野がなく地味目な僕よりも、いろんな音楽を聞いててセンスのいいクラスの女子が気になるという主人公。なんとか思いを打ち明けて、楽しい青春を送りたいけど…という定番?ドラマを、少し離れたところからそっと暖かくみつめるように描いてます。
このほか、7つの短編を収録

212×147 64P+カラー口絵4P

シューゲイザーの青い星

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昭和プロレスマガジン22「国際プロレス 迷走の対抗戦路線!」

昭和プロレスマガジン23表紙

昭和プロレスマガジン23「国際プロレス 迷走の対抗戦路線!」¥1000

ついに国際プロレス特集の最終回です! 昭和53年〜54年を検証。

この時期、阿修羅原という大型新人を獲得し国際プロレスの飛躍を胸に秘めた吉原社長は、全日本プロレスとの対抗戦路線に活路を求めたが、昭和53年の年末に突然、新日本プロレスと手を握ることに。この提携により、アンドレ・ザ・ジャイアントをはじめとする豪華外人が登場。さらに独自ルートで豪華外人レスラーを大量にブッキングし、TV視聴率も二桁を記録するようになる。しかし、これが最後の花火になろうとは…。とヒストリー編で綴ります。

試合の記録である”シリーズの歴史”編、資料「国際プロレス熱戦譜 昭和53年〜54年10月」のほか、コブラ氏が新聞のラテ欄から丁寧にひろいあげて完成させた「TBSプロレス中継放送記録」は、国際プロレスの黄金期のTV中継の貴重な資料。またスーパーテーマ曲列伝国際プロレス編は、テーマ曲を切り口にしたレコードレビューをジャケ写とともにお送りします。

表紙は、アレックス・スミルノグ、裏表紙はザ・スコーピオンズです。

B5判116P

昭和プロレスマガジン23裏表紙