カルチャー & タトゥーマガジン「SUMI(スミ)vol.3」

カルチャー & タトゥーマガジン「SUMI(スミ)vol.3」¥600+tax

タトゥーを通して、人物、食、銭湯、ショップ、本などカルチャー全般を紹介する雑誌。

これまでよりも10ページ強増ページし、今号は音楽関係のアーティストのインタビューが充実しています。

タトゥーのある人はもちろん、銭湯やショップはオーナーやスタッフのタトゥー有無に関わらず、タトゥーに寛容なスペースがが取材されています。

内容はーーー
RAHに感謝 JNKMN×らーめん陸
読むDRUG ILNESS 「ラスベガス・71」
[インタビュー]Jin Dogg ラッパー
[インタビュー]ELLE TERESA ラッパー
[インタビュー]WILYWNKA ラッパー
[インタビュー]PIZZALOVE ラッパー
[インタビュー]CRUELLASEX ジュエリーショップ
銭湯の片スミ 齋藤湯(銭湯・日暮里)
[インタビュー]戦慄かなの アイドル、プロデューサー

A5判46pages

「鴻池朋子 絵のうら側に言葉の糸をとおす」聞き手 大竹昭子+堀江敏幸

「鴻池朋子 絵のうら側に言葉の糸をとおす」聞き手 大竹昭子+堀江敏幸(カタリココ文庫)¥900+tax

2017年、鴻池朋子を招き、聞き手、大竹昭子+堀江敏幸で行った対談の再録。

東日本大震災後の2011年3月、大竹昭子の呼びかけにより「ことばのポトラック」がおこなわれました。本書はいまも継続しているこのトークイベントに、美術家・鴻池朋子が登壇した回の内容を再構成した鼎談集です。
聞き手は大竹昭子と堀江敏幸がつとめ、三人それぞれが多くの言葉を足しました。

鴻池朋子は大震災のとき、個展のを開催中で、揺れが収まってから会場にいくと、自分の作品に少しも情熱がもてなくなっているのに気が付きました。そこでいったん制作を停止し、描くとは? 創るとは、作品を見せるとは? など、つぎつぎと湧きおこる本源的な問いに全身全霊でむきあい、模索します。

そこから絵画パネルという既存の表現形式を超えて、動物の皮革に描いたり、糸で縫ったりという手法が編み出されていきました。

「描くこと」「創ること」ことを、人間の営みの歴史や地球の活動にまで広げてとらえようとする彼女の意欲は、既存の「美術」を超えた刺激と発見に満ちています。

「ポトラック」の会場はその日、大変な熱気に包まれましたが、人々が集うことがしづらくなったいま、そのときのエネルギーと思考の軌跡を活字にしてお届けしたいと思いました。

コロナ禍と津波は同じではありませんが、人間の想像力を超えた事態に直面したとき、それに立ち向かおうとする姿勢には希望が感じられます。

日常が滞りなく過ぎていると見えにくい物事の本質は、大きな石が転がり落ちて行く手がふさがれたとき、たちまちあらわになります。
そのときに立ち止まって考えることができれば、つぎの山を登る力が蓄えられると彼女の言葉は教えます。

文庫60pages

震災後の、カンザスで制作展示した作品のカタログTornado Huntingもございます。

みなはむ 画集「夏でした」

みなはむ「夏でした」¥1200+tax

2020年夏、大阪のFOLK and old book storeに行われた同名の個展「夏でした」に合わせて作成された画集。

タイトル通り、炎天下、海辺や繁茂する草木の前で、様々な気持ちを抱えて佇む女の子や男の子たちが描かれています。40点以上を収録。

いつもとは違ったコロナ禍の夏に、草いきれや人が発散するエネルギーを描きながら、夏を過去形で語ることによって前に進む意志を込めたタイトルにしたのだそうです。

23.7x 18cm 40pages オールカラー

山口マオ 2021 壁掛カレンダー/卓上カレンダー

山口マオ 2021 壁掛カレンダー(ポイントライン)¥1200+tax

毎年、好評をいただき、リピーターさんも多い山口マオカレンダー。
使いやすさを追求して定番化したスタイルです。カレンダー部分は、祝日や六曜、前後の月のカレンダーも出ており、メモを書き込む余白も十分あるので使い勝手がよいです。

2021年、令和3年。
マオ猫はお正月からサーカスで空中ブランコをしたり、糸電話でお話したり、自転車ででかけたり、冷たい飲み物が入ったコップ中で涼んだり、銀河にスクリーンを浮かべて映画を観たり、屋上で音楽を演奏したり、自由に、地球や宇宙と戯れます。

B4判変型中綴じオールカラー28P 壁掛け式
天地228mm×250mm


山口マオ 2021 卓上カレンダー(ポイントライン)¥580+tax

再生紙を使用した組み立て式のフレームに、毎月一枚のカレンダーが入った、卓上エコカレンダー。

2021年は、季節のお花とマオ猫シリーズ。
お花と戯れたり、自分もお花になったり蓮と一緒にお水に浮いたり…

小さいながらも、祝日や六曜が印刷されていて、前後の月のカレンダーも見ることができます。
ひとことメモを記入する余白もあって便利。

125mm×160mm 2色印刷、13枚入。

Annie Li 「Snackway vol.1」

Annie Li 「Snackway vol.1」¥2400+tax

台湾のバンド”透明雑誌”のTシャツなど、インディミュージックシーンを中心にグッズのデザインなどを手掛けてきた台北のイラストレイーターAnnie Liのイラスト集。
2018年より、SMALL TALKを設立、ZINEの発行を行っています。

コロナ禍に見舞われた2020年のパラレルワールドみたいな宇宙。
お菓子や甘いものがウィルスのように、人に伝わり心を奪うダークファンタジーを、砂糖菓子みたいな甘く明るい色で描いています。
パーティのようなシーンの中に、お菓子のマスコットや不吉なアイコン、違和感やらがちらほらと潜んでいます。

ひとつひとつの絵に物語がある、オムニバス作品集的なものだそうなので
それぞれの絵から、ストーリーを想像しながらお楽しみください。

25.7×17.8cm 28pages 150 copies
リソグラグ 6色刷