俵谷哲典 Tetsunori Tawaraya「双眼鏡 BINOCULARS」

俵谷哲典 Tetsunori Tawaraya「双眼鏡 BINOCULARS」(COLOUR CODE)¥2500+税

カナダ・モントリオールのCOLOUR CODEから出版された、リソグラフジン。

MONITORやTELESCOPEに続く、蛍光カラーやパステルの多色刷りが鮮やかなシリーズ。

タイトルは透明な樹脂にプリントされいて、最初のページをめくると、入れ子のように、チケットのような横長の小さなページ、続いてB6くらいのページ、A5くらいのページ、正方形のページとページサイズが5段階に分かれているブックデザインが面白いです。

19cm×24cm 32pages リソ多色刷り

右側に5種類の異なる大きさのページが重なっています。

表紙は透明で、タイトルのみプリントされています。

写真集 マキ Maki「いづく Japan Somewhere」

マキ Maki「いづく Japan Somewhere」(禅フォトギャラリー)¥5556+税

フランス・マルセイユ出身/在住の写真家Makiが、2001年から2015年にかけて、日本に来るたびに各地を歩いて撮りためた写真からセレクトした96点を収録。

フィルムで撮影し、粗いタッチのモノクロで現像された作品は、日本で歩きまわった路地や雑踏、展望台や屋上からの景色もあればパートナーや出会った人々が登場する私的記録です。

と同時に、高層ビルのガラスの映り込んだ下界の景色の一枚は巨大企業と庶民の生活のコントラストを捉えていたり、かなたの富士山が、群生する雑草や草木越しに写されたとき書き割りのような美しい形が虚構のように見えたり…と
マキは、日本の景色や日常、社会の様々なコントラストをレンズを通して見つめています。

「私の写真と編集の仕方は、 私が同調出来ないこの世の中で、自分の居場所を示す方法である。写真は、撮られた日付や場所に紐づけて分けておらず、そこに共通するのは寓意的で隠喩的な日本像であり、その延長としての世界像だ。それは私の経験や、この国の文化や人々との関係の断片であり、出会う人々や場所を写真として残そうとする私の抑えられない衝動と組み合わさって初めて生まれる。
現代社会の悪を認識しながらも、日常の中で光るものを探しているうちに、それらの出会いは気づかないうちに私の中に浸透していくのである。」― Maki「いづく」より

280mm x 195 mm 並製 144pages、
英語、日本語 500部
※サイン入り

刈部山本「東京「裏町メシ屋」探訪記」

刈部山本「東京「裏町メシ屋」探訪記」(光文社)¥820+税

町歩きをしながらの大衆食(ラーメン・町中華・食堂・酒場等)レポを、ブログ”デウスエクスマキな食卓”やミニコミ同人誌で発表してきた刈部山本の約15年分の記事からセレクトしたものを大幅に加筆訂正してまとめた350ページ越えの文庫本。

日常の風景の中の赤線・軍需工場・闇市の痕跡を巡りながら、地元の食堂や町中華、酒場で食し、銭湯に立ち寄る、東京休日旅のガイド。

目次
第1章 板橋しっとりチャーハン ~板橋を見れば東京大衆食の近代史が分かる!?
第2章 明治からのレンガを追う ~銀座・日本橋・神田、路地裏の穴場老舗が見えてくる
第3章 関東大震災からの復興 ~上野東側の裏路地に見る和洋定食・男子メシ紀行
第4章 多摩湖から玉川上水を巡る ~近代水道の発展から、郊外の地グルメに会う
第5章 戦争への足音が響いた町 ~板橋から北区へと広がった軍用地は今!?
第6章 戦中から戦後へ ~空襲からドヤ、ちょんの間と経た横浜ストーリー
第7章 赤線のあった頃 ~吉原・向島・鳩の街・玉ノ井ラビリンス
第8章 物流が町を変える ~貨物船から臨海部へ、葛飾・江東・品川の旅
第9章 東京の拡張・郊外の変革 ~モータリゼーションが起こしたロードサイド文化、足立

文庫358pages

※これまでタコシェにて、長年にわたり多くのお客様に”デウスエクスマキな食卓”をお求めいただいたご縁から、著者より50ページ、オールカラーの特典冊子をつけていただきました!

丸尾末広『超愛蔵版 丸尾画報DX grandioso』

丸尾末広『超愛蔵版 丸尾画報DX grandioso』(エディシオン・トレヴィル)¥13000+税

『丸尾画報DX I 改』『丸尾画報DX II 改』『丸尾画報DX III』にボーナス図版を加え一冊にまとめまた画集。

旧『愛蔵版 丸尾画報DX』を、200ページ以上増頁した全664ページ、5センチ近い背のgrandiosoの名にふさわしい威厳と風格をたたえた超愛蔵版です。

仕様はーーーー
B5並製664pages、小口塗り、グラシン紙掛け カバー付きスリーブケース装 別丁化粧扉(サイン・ナンバー入り)
300部限定(NO.31〜NO.300)

ゆる〜い二人道中とサウナの快楽を綴るレポ漫画 大町テラス「わたしをサウナに連れてって」

大町テラス「わたしをサウナに連れてって」¥556+税

デザイナーとして会社で働き、運動不足、寝不足、肩こり、加えてストレス発散の飲酒と不健康な生活を送っていた著者。
休日、気晴らしにと誘ってくれた夫とのドライブついでに寄ったスーパー銭湯のサウナでボーとした後、水風呂につかるや脳が覚醒! 快楽物質が分泌され? 血行がよくなり体がとろける体験をしたことから、以後、休みとなると、夫の運転で、タナカカツキの「サ道」で紹介された各地のサウナめぐるほどに!

そんな夫とのゆる〜い道中とサウナの快楽をレポートした短編コミック集。
サウナのポータルサイト「サウナイキタイ」掲載の3話に加え、3分間の間に1000人の応募が殺到する程の大人気イベント「日本サウナ祭り2018」のレポートマンガの描きおろしを加え、これまでに入ったサウナのリストを付したサウナ体験コミック。

A5判60pages