砂漠2号 WHO’S SPACE?

砂漠2号

砂漠2号 WHO’S SPACE?  ¥500

アラブの春にはじまり、3.11〜日本国内での反原発デモ、スペインでの広場の占拠やOccupy Wall Streetと世界中で人々が現状に疑問を呈し立ち上がった年。今年、ボランティアやデモに参加してみた人、あるいは何かが違うと思うけど、何か変えないといけないとは思うけどまだどうしていいのかわからないでいる人へ—、この号では、実際にモーブメントに参加した人と話したり訊いたりして、現場からの声を伝えると同時に世界との関わり方を探ります。

◎特集 WHO’S SPACE?
●座談会 石黒景太×ぽえむ×二木信「99パーセント・ネーション」原発反対デモに関わるデザイナー石黒景太、音楽ライター二木信、2マッチ・クルーのぽえむが、3.11以後のムーヴメントについて語る。
●一色こうき「3・11—9・11雑考」
●インタビュー 口ロロ(クチロロ)三浦康嗣「ぐるぐるまわり続ける、その先に」合唱曲「スカイツリー」作詞作曲者へのインタビュー
●高橋政宏「いつもの朝」
●小説 早助よう子「図書館ゾンビ」
●ゴミ ホー娘。 ホー娘。のススメ!ぼろぼろ〜ど☆——〜解散の危機編〜もしくは〜恋煩い編〜
●小説 危口統之(悪魔のしるし主宰)「森S太正伝(仮)」
●イラスト 関雅美「核心」「耳鳴」
●小説 長谷川弓広「武器は何でもけっこう」
●イラスト knzdp「STREET」
●原発問題考 和泉亮「世界の謎について
●「The SABACU Review」一色こうき/内田るん/江畠香希/金堀場猛/川邉雄/中里勇太/ハーポ部長/星あけび/ホリム・ベイ/弓川目衣
●漫画 ムトウマサヤ「まーくん第二回」
●スパニッシュレヴォリューション考・写真 石田温香&Pau Barrena「ラバル——路上に行き交う声」
●写真 河西遼(無題)
●エッセイ 動物委員会 きみは鳥の歌声が聞こえるか
●論考 エディターズ「ストリートと民衆知——3・11とウォール街を繋ぐもの」
●写真 樋口拓朗、成田圭祐

表紙・アートディレクション 川邉雄(RLL)
本文設計・校正 金堀場猛

A5判76P