旅と趣味 第5号(日曜研究社)¥1050
日曜研究家の串間努氏が編集する、趣味を愛し、旅を楽しむ、昭和娯楽の総合趣味誌「旅と趣味」。
旅行 商標 蒐集 煙趣 酒票 燐票 温泉 玩具 歴史 観光 蒐印 愛石 探墓 釣行 懐古 復刻 昭和レトロ などにスポットをあてます。
図版のカラーの部分はすべて、実際のラベルなどを貼りこんでいます。
【目次】
※署名記事以外は串間氏が執筆
「趣味誌の歴史 昭和戦前 三田平凡寺と池田文痴庵」
「手書き雑誌について 『日曜研究家』とインターネット」
「欧米の蒐集趣味の歴史 外国の紙モノはEphemeraという」
「日本燐票史 戦前のマッチ蒐集 廣告宣伝燐票の巻」
「旅と蒐集趣味概論 絵葉書の歴史、諸問題の巻」
「ビジネスホテル貧困ふらふら放浪記」
「B級大好き「オッサンぽ」 埼玉県行田に足袋とフライを求めて」
「温泉街貧困散歩記 湯村温泉に泊まり昇仙峡に登るの巻」
「世の中で怒っている人」
「秋の散歩まつり」 もりしたしんじ
「自転車で稲毛に行ってみた」 青木はじめ
「蒐集品の戦利報告」
「趣味誌の歴史 昭和戦前 三田平凡寺と池田文痴庵」では、昭和に入り御大典などで趣味誌が活性化する中で、趣味人の代表格三田平凡寺(夏目房之介の母方の祖父)と文献漁りや取材を重視する研究家(斎藤昌三ら)とが台頭する中での平凡寺周辺の動きを紹介。また「旅と蒐集趣味概論 絵葉書の歴史、諸問題の巻」では、連載4話目にして明治に戻って問題点を論じる。
A5版84P
バックナンバーもございます。
旅と趣味 第4号(日曜研究社)¥1050
【目次】 「手書き雑誌について 趣味誌と出会った中学生」
「趣味誌の歴史 昭和戦前 郷土玩具と御大禮」
「日本燐票史 戦前のマッチ蒐集 納札趣味と私製燐票の巻」
「旅と蒐集趣味概論 絵葉書屋の台頭と美純繪葉書の巻」
「世の中で怒っている人」
「ビジネスホテル貧困ふらふら放浪記」
「門前町を散歩する 見延山はやはり山の上で大変の巻」
「自転車で真間山に行ってみた」 青木はじめ
「年末都心「趣味」歩き 二〇〇九 貰ったり拾ったり」 戸島竹三
「春の散歩まつり」 もりしたしんじ
「御朱印収集の旅 秩父・三峯神社の巻」 さえきあすか
「納札塚めぐりと染井霊園」 「蒐集品の戦利報告」
「日本燐票史 戦前のマッチ蒐集 納札趣味と私製燐票の巻」では、千社札から派生したトレカ?的な納札が、燐票のデザインに影響を及ぼしていた事について。「趣味誌の歴史 昭和戦前 郷土玩具と御大禮」では民芸・民俗学との関連性の強い郷土玩具誌にフォーカス。「手書き雑誌について 趣味誌と出会った中学生」は串間努氏の趣味誌体験を通しての手書き雑誌の歴史。
A5版120P
旅と趣味 第三号(日曜研究社)¥1050
【目次】 「旅と蒐集趣味概論 絵葉書の巻」
「手書き雑誌について」
「日本燐票蒐集の歴史 戦前のマッチ蒐集」
「旅館で怒っている人」
「日本における、趣味誌発行の歴史 昭和戦前」
「日本一の紙くず王 添川清さん伝」
「船団スクーリング 学習日記」
「日光素早く、大内宿レトロ、塔のへつり感動の旅」
「水上温泉にて谷川岳に登る」
「茨城県、袋田の滝へ社員旅行」
「二〇〇八年アメリカ・オーランド出張記」
「商人宿の愉しみ」伊藤岳人
「旅と蒐集趣味概論 絵葉書の巻」では、実際の絵葉書よりも絵葉書蒐集のはじまりと隆盛を歴史に沿って解説。燐票蒐集では、戦前に各地で愛好家たちの交換会勃興した時代について、ラベルの貼り込みとともに。「日本一の紙くず王 添川清さん伝」は、駅弁やガムの包み紙から割り箸の袋、ゼリーの蓋、紙コップなどあらゆる印刷物の蒐集家、添川さん(大正元年生まれ)のお話の聞き書き。
A5版92
旅と趣味 第二号(日曜研究者社) ¥1050
【目次】
「旅と蒐集趣味概論」
「手書き雑誌について」
「日本燐票蒐集の歴史」
「旅館で怒っている人」
「日本における、趣味誌発行の歴史 趣味誌発行の動機および、「発禁本III」を評する」
「おまけの蒐集について」 斉藤裕
「池田文痴庵先生との遭遇」 野次馬
「自転車で成田山へ行ってみた」 青木はじめ
「御朱印集の旅」 さえきあすか
「年末都心「趣味」歩き 2007」
「ヘナチョコ登山 茨城・奥久慈、男体山昇りで蟲の攻撃に会うの巻」
「吉見百穴は、「よしみひゃくあな」と読むのだった」
燐票蒐集では、日本におけるマッチの歴史とともに蒐集の歴史を語り、ラベルの例がいくつも貼り込まれています。「旅館で怒っている人」は、かつての読者投稿欄をひもとくようにネット上のレビューの中から無茶なクレームを拾って紹介する。吉見百穴では周辺のおみやげ屋さんや途中下車の楽しみを含めてのレポート。
A5版88P