海野十三「人間灰」(四畳半書房)¥945
日本SFの父・海野十三(1897-1949)が1934年に「新青年」に発表した探偵小説を、四畳半書房がオリジナルブックデザイン+手製本で”物として大事にしたくなる本を目指して”小さな美しい本に仕立ててあります。
強い西風が吹く日に、空気工場の雇人たちが、次々と奇怪な失踪事件をおこす。やがて、工場主・赤沢の妻・珠江が7人目の犠牲者となる。そして犠牲者たちの死体は砕かれ、気球の上から撒かれたという…。果たして事件の謎はとけるのか?
107×214mm
オンデマンド印刷/インクジェットプリンタ(表紙)