若松孝二 反逆のシネアスト KOJI WAKAMATSU Cinéaste de la Révolte(Editions IMHO) ¥3150
フランスで花くまゆうさくや駕籠真太郎らのコミックを紹介してきた出版社Editions IMHOから出た若松孝二本。若松監督自身によるプロダクションノートやエッセイ〜生い立ちからヤクザの下働きを経て映画の世界に入るまで、ピンク映画とその業界、学生運動—パレスチナ問題とのかかわり、様々な逸話や物議をかもした出来事、そして最新作『キャタピラー』についての記述に加えて、ジャン=バプティス・トレによる評論、大島渚によるエッセイ、平沢剛によるインタビューを収録しています。
フィルモグラフィつき。
15cm×21cm 192P(テクストはフランス語)
特典DVD「死にたい女」(70年 監督/若松孝二 脚本/出口出 出演/島絵梨子 矢島宏 島たけし 香取環)
70年11月25日の三島由紀夫割腹事件に取材した作品。三島ともに市ヶ谷駐屯地に出むくはずだったのに行き損ねた男とその彼女のカップルと、かつて心中しそこなった中年カップルの二組が織りなす生と死。(マルチゾーン)
日本でも上映機会の少ない作品が特典DVDになっています。