メイコグ 02 「蝋塊独歩」

メイコグ02「蝋塊独歩」¥840

日本中の秘宝館の映像ドキュメンタリー「昭和聖地巡礼〜秘宝館の胎内〜」のササタニーチェ監督が発行するDVDマガジンメイコグ。一つのテーマをディープに突き詰めたドキュメンタリー映像を収録したDVDと、さまざまな連載を含めたジンのカップリングです。

今回の特集は蝋人形!

人間にもっとも近い造形物、蝋人形。我々は何故蝋人形に惹かれるのか?そして我々は何を蝋人形に求めているのか? なんてちょっと哲学的な問いを根底に、蝋人形というマニアックな題材を、NHKのドキュメンタリー番組みたいに丁寧かつ落ち着いたトーンでササタニーチェが取材。日本で唯一の蝋人形職人、松崎覚氏のアトリエを訪ね、蝋人形を制作する過程やこれまでの作品を追いながら、彼が鑞人形をなぜ、どのように作り、何を感じているのかを尋ねます。また自らの鑞人形を作らせた男を通して、彼と彼のレプリカの交錯する運命を紹介。ほんものそっくりの人の形をした鑞人形が、鏡のように映し出す人間の心やドラマに迫ります。(22min)

特典映像は、デリシャスウィートスの2010年8月22日の公演「デリシャ*カーニバル 飛び出せ人間」よりライブの模様をちょい見せ!

メイコグマガジンでは、映像に関連して、DVDでは取材に徹していたササタニーチェが,取材にいたる経緯や、現場の様子、取材を通して感じたことなどを語る。ほか、デリシャスウィートスのチャーマァの「小さなつぼみ花ひらけ」、「ラブホテル進化論」のきむいっしょんの日記「芋虫ダイアリー」、糸状のものと編み針さえあれば何でもニットで形にしてしまうというニットアーティストatricotの「とっちらかった紡ぎばなし」、ピーポーインザポウラネッツのボーカリスト佐藤儀一の「料理に合う音楽」などの連載を収録。12cm*18cm 16P(オールカラー)