メイコグ03「すいっちん-バイブ新世紀-」(メイコグ)¥1575
日本各地の秘宝館を取材した映像「日本聖地巡礼」以降、すきまカルチャーに正攻法で斬り込むドキュメンタリー作家サッサタニーチェ監督のDVDマガジン”メイコグ”第三弾。ドキュメンタリー映像を収録したDVDと、映像制作にあたって考えた事を綴った自身のテクストとユニークなクリエーターたちのコラムを収録した冊子がセットになっています。
今回の特集は「バイブ」
【DVD】
ここは都内某所、マンションの一室。シャコシャコという音が断続的に聞こえる。男は彫刻刀を片手に深緑色のロウを彫っていた。次第にクビレが見え、フォルムが整う。彼は日本でも数少ないバイブの原型師だ。彼が作るバイブの質感は、男性器にかなり近い。「人間の体の一部」と彼は言う。
一つ疑問が生じた。バイブは男性器の代わりなのか?バイブは何のためにあるのか?
男の支配欲を満たすもの?女のオナニーに使うもの?
普段あまり語られることのないバイブの世界を追ったドキュメンタリーが、ここに堂堂完成。
「創る人から使う人、それぞれの肉声」「バイブから見る男女」をテーマに取材。
ポップでキュートなバイブメーカー、バイブ原型師、夜眠る時までもフォルムに悩むバイブ設計者たち、などバイブメーカー×5社。
よくある街角のアダルトショップ、女による女だけのバイブショップ、性感開発の先生など、バイブショップ×3店。
オナニーが趣味だと豪語するオナニスト。
そしてバイブを延々改造し続ける男。
まさに「バイブ巨編」である。バイブとは一体何なのか?我々の欲望は何処へ向かっていくのか。
61min
【メイコグマガジン】
「こけしの立身」ササタニーチェ
「デリシャスウィートス チャーマァの小さなつぼみ花ひらけ」チャーマァ
「芋虫ダイアリー」きむいっきょん
「ニットアーティストatricotのとっりらかった紡ぎばなし」atricot
「料理によく合う音楽」佐藤儀一
12cm×18cm 20P