中くらいの友だち Vol.8(韓くに手帖) コロナ時代の韓国で(韓くに手帖舎) ¥1000+tax
前号に続き、コロナ禍の韓国から。
流行と抑制を繰り返すwithコロナの中で、これまでの当たり前がそうでなくなったり、予想外の事件が展開。
ちょっとした異変に、念のため受けたMRI検査で脳に動脈瘤が見つかってしまった在韓ワーキングママ。
コロナ禍で、病床が足りない中、思わしくない診断、急を要する手術に、不安を抱えながらも、いくつかの幸運と、家族や友人、医療スタッフの強力サポートのおかげで、診断から退院まで、韓流ドラマさながらの怒濤の3週間を送った闘病記は涙もの。
ほかにも、日本製品の不買運動やらコロナによる子供たちの在宅学習などに翻弄されながらも、助け合う現地のママさんバレチームのお話など、韓国の生活者たちの声が届いています。
旅行が自由にできない時期、偶然にも「1974年のソウルへの旅」(李銀子)と「1976年のピョンヤンへの旅」(宋毅)を収録。同時代、南北の二つの都市への旅が隣り合せに。
【目次】
<目次>
巻頭特集 コロナ時代の韓国で
韓国タワー探求生活⑧ コロナ時代の南山ソウルタワー …… 清水博之
わたしの好きなまち⑧ アンニョン! WWW …… 大瀬留美子
私の韓国闘病記 …… 韓麻木
韓流ママさんバレーの世界 …… 山岸由佳
閉ざされた国境の両側でーーその後 …… 伊東順子
だから泣かない …… カン・バンファ
間島紀行 …… 金起林著/斎藤真理子訳
留学生の僕が考える「韓流」と日本のこと ……クォン・ジェミン
日本語人アッパの韓国スケッチ⑧ 愛しの大怪獣ヨンガリ …… ゆうき
コプチャンチョンゴルの飲んだり、食べたり、歌ったり⑧
コリアン・ロック復刻盤特選! ピックアップ・レビュー …… 佐藤行衛
韓国美術行脚⑤ はんぶんの美術史 …… らさおらさ
母を偲ぶ …… イム・スウン
柿の木 …… 南椌椌
若き日にピョンヤンでのこと
1976年12月 18歳の私は厳冬のピョンヤンにいた …… 宋毅
「言葉の杖」を求めて 李良枝―同時代を生きた友へ(後編Ⅰ) …… 李銀子
A5判144pages