中くらいの友だち Vol.6(韓くに手帖)

中くらいの友だち Vol.6(韓くに手帖) ¥1000+tax

お隣の韓国と、最高でも最低でもない“中くらい”の友情のかたちを探る雑誌号。

二つの国の間で生活する人たちが創刊した、読み物中心の雑誌。それぞれの国の勢い、通信や交通の変化によって、人も関係も変わるものですが、今号ではそれを実感。

目玉企画である「座談会 韓国の発展と逆転するカルチャ―ショック――『在韓在日』の40年」では、韓国で暮らす「在日」出身者たちが、近年急速に変わった「ソコク暮らし」を語ります。

在日といっても、幼いときに家族で日本に移った在日1.5世から、日本生まれの日本育ちで、韓流にはまる高校生同様に韓国に目覚めた人、在日→日本に帰化(日本に帰化してもF4ビザという韓国で仕事ができるビザを取得できる)→仕事で韓国へ…と様々でグラデーションも豊か。
金利恵(在韓38年、韓国舞踊家)、きむ・すひゃん(在韓22年、食のアクティビスト)、韓麻木(在韓9年、編集者)、松本晋弥(박철규 在韓7年 美容室アシッドソウル店長)と年齢も在韓歴も異なる4人が、移り住んでのあるあるや日韓の違や、ここ数年の変化について語っています。

韓国とか日本とか「大きな国の物語」ではなく「小さな私たちの物語」としてそれぞれが、自身の生活、趣味、仕事などを通して自身の気づきを語ります。

執筆メンバー
大瀬留美子、ヤコブ・タイロル/薫・タイロル、伊東順子、李銀子、金起林/斎藤真理子、ゆうき、清水博之、佐藤行衛、らさおらさ、韓麻木、きむ・すひゃん、金利惠、南椌椌

A5判142pages