『日々』リニューアル第2弾は松長絵菜さんと京都へ…

日々6「おくりものがたり」 ¥735

 このシーズンにふさわしく、本全体をリボン掛けの包装に見立ててお贈りする日々6号。日々の生活の中で大事にしたいモノゴトを探すをコンセプトに毎回、特集がユニークな形で組まれますが、今回は—-
 お料理の本を出すのにも、お料理やお菓子作りから、スタイリングや撮影までひとりで作りあげる松長絵菜さん。そんな一貫したこだわりを持つ彼女が、かねてから行きたいと思っていた京都・下鴨神社の糺の森の古本市に出向きながら、ごひいきのお店に立寄ります。
 88才の松永ユリさんが作るりんごがぎっしり詰まったタルト・タタンのお店LA VOITURE、パリ帰りの初代がカルチェラタンのカフェを手本に開業した京大前の軽食喫茶・進々堂。
 帰宅して、お世話になった方たちへのお礼に、手作りのお菓子と手作りレターセットに手紙をしたためるまでをひとつの旅として追います。
 工房訪問では、わたらせ渓谷鉄道の終点に工房を構える郡司庸久・慶子夫妻を訪ね、夫が成形、妻で絵付けや装飾という分業で作り上げる緻密な器を紹介。
 ほかに飛田和緒さんの「レシピ絵本」、米沢亜衣さんの「イタリアの日々のごはん」、「江戸前鮨の仕事」たまごやき、など。
B5判 40P