アンパサンド Ampersand 1st issue 「詩的なるもの」(灯光舎)¥2300+tax
「…と…」を意味するタイトル、&=ampersandは、音楽、美術、文学、映画、日常をつなぎ、毎回のテーマごとに、多ジャンルの作品や作り手たちが集まる場になることを願ってのこと。
編集とデザインに「空中線離書局」の間美奈子が参加し、作家や作品ごとに、冊子、カード、手紙、CDやDVDなど多様な形やメディアの詰め合わせになります。
6号刊行予定で、全部揃えると、一人の作家や連載ごとのコレクションにもなります。
「詩的なる者へ」では、近現代詩の詩文にとらわれない、詩的体験の様々な在り方へのアプローチになっています。
【コンテンツ】
●エッセイ Philopoesis I 詩的なるもの
―二十世紀美術家たちの言葉[1] 間奈美子
さまざまな20世紀アーティストが残した「詩的なるもの」をめぐる言葉を集めて綴るエッセイ。
●創作ノート { Material Glance } 物質のまなざし
―薬指の短い薬剤師と角砂糖のハナシ 大森裕美子
● 手紙小説 遠い場所からの手紙[1]
パラレルワールドからの手紙 BOOKSOUNDS
●回文 わたしたち、言葉になって帰ってくる -抄-
[1] 鳥 福田尚代
●レイヤースコープ
写真・文 TORUS [1] 村松 桂
レイヤースコープという、写真と文を重ねて完成させる実験的形態の作品。
号ごとに一つのレイヤーが作られ、それらの重ね方によって何通りもの鑑賞方法が楽しめます。
●ポエトリ・エフェメラ
造形・文 INNOCENT[1] 天使i 川添洋司
「天使」というインビジブルな存在に詩的なものを投影した、木彫作品写真とテクスト。