歩きながら考える step09 行きどまり、歩いてその先へ(歩きながら考える)¥1000+tax
エディタースクールの仲間たちで2004年に創刊したスモールプレス「歩きながら考える」。15年間、歩いたり立ち止まり発行を続けて9号目。刊行以来初めて、「歩く」ことを中心に据えて取材を行い、サイズもひとまわり大きくなり、ページ数も増えました。
編集しながら、考えが行き詰まったとき、歩くことで心が解放される事を実感し、取材した人たちそれぞれの歩き方を集めた号。
特集:行き止まり、歩いてその先へ
滝口悠生(作家)エッセイ「歩くこと、書くこと、思い出すこと」
参加者と散歩をしたのち、その残像から文章を書くワークショップを行う滝口による散歩の効能。
柴田元幸(翻訳家)×熊谷充紘(編集者)対談「物語をたずさえて、西へ東へ。」
柴田元幸が、いま日本全国で精力的に朗読会をする理由は?
中山英之(建築家)インタビュー「それから、それから?」
ギャラリー間で行われた個展の話を端緒に、「建築」の独自のとらえ方について。
深井佐和子(キュレーター)エッセイ「歩き、愛し、生まれ直すこと」
安東嵩史(編集者)論考「信頼へ遡行する言葉」
後藤繁雄(編集者)エッセイ「お墓探しの、つれづれに。」
エレナ・トゥタッチコワ氏(アーティスト)Walking Imagination
182mm*182mm 104pages