映画「9.11-8.15 日本心中」からパンフ、大野一雄DVD入荷

 東中野のポレポレ東中野にて上映中の、美術家・大浦信行氏による、異色ドキュメンタリー映画!「9.11-8.15 日本心中」に関連した、パンフレットとDVDが入荷しました!
 映画は—9.11以降、日本や世界がどこに向かおうとしているのか探るべく大浦信行が5年の歳月をかけて完成させたドキュメンタリー。
 元日本赤軍リーダー・重信房子を母に、パレスチナ解放闘争の闘士を父に、数奇な運命を生き抜いてきた重信メイと、戦後日本の文化状況を鋭く批判し続けてきた美術批評家の針生一郎、それぞれの旅を主軸として、美術批評家の椹木野衣や思想家・鵜飼哲、哲学者・鶴見俊輔の各氏による対話や、韓国の抵抗詩人・金芝河の語りなどを通じ、私たち人類が進むべき道を探ってゆきます。 さらに、ルポルタージュやインタビューとともに、東アジアの象徴的な風景や、戦争記録画、河原温、山下菊二、村上隆などの戦後〜現代日本のアバンギャルド美術、幻想的なドラマ、韓国シャーマンの「恨」の舞い、そして魂の老舞踏家・大野一雄氏の渾身の舞踏などの圧倒的な映像を織り交ぜて描いていきます。 
●パンフレットは、これら出演者+瀬々敬久、土屋豊、小倉利丸、今福龍太各氏が執筆しており、シナリオも収録。A4変型96P ¥1000
●DVDは—「大野一雄95才 独り舞〜日本心中〜」 ¥3000
 2006年10月に満100歳を迎えた舞踏家・大野一雄氏の舞踏をまとめたもの。
映画「日本心中」(大浦信行監督)のために撮影された、大野一雄95歳のときの舞になります。鎌倉、旧大佛次郎邸にて、朝日が差し込む渡り廊下で、落ち葉舞い散る庭先で、夕闇迫る床の間で…、哀しみとともに日本を舞う大野一雄を、映画とは別編集で構成したもの。
邸内で、時と場所をかえた4つの舞踏を収録しています。25min。